アルタイル 2019-07-14 07:56:23 ID:3171c5af3 |
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>日向様
【繭山 和】
じゃあ日向さん、しばらくお待ちくださいね。
(走って誰かに写真を撮ってもらおうと人を探し。
深緑のワンピースを着た人を見つけ。女性は栗色の長い髪を下ろしたままカンカン帽をかぶっていて。緑葉色の瞳が微笑み。和が頭を下げ)
で、ではっ!日向さん、いきまづ
(途中で噛むものの横に立ち。女性は、シャッターを押し。
女性がカメラの映像を二人に見せ。近づく際にひまわりの匂いがして。
「あの子をよろしくね。葵」
女性は手を振り、人ごみの中へ消えて)
なんだったのでしょう、あの人
(不思議な感覚に包まれて、消えた方向に視線をむけ。
そろそろ出港に近づくと楽団の演奏の盛り上がりから察して、乗船し)
(ルモワーニュ号内部に入ると係りの者たちが、予め決められたテーブルナンバーのほうへ案内し。
海の幸を使ったコース料理の品目は、事前調査を行ったのか、客のアレルギーや好みに合わせてある程度の差異があり。
セレモニーが開催され。ホールで司会によって有名な楽団、ルモワーニュ社長の言葉などが進行して。
フォークやスプーンを駆使して食べながら、指や足で『瑠璃』を操作して糸の領域をゆっくりと拡張していき。
「こちらがアカシアの鍵でございます」
社長が指を鳴らすとスポットライトが動き。アカシアの鍵がガラスケースの中に入っていて。
真鍮色で、木の枝のように複雑。握る部分に赤い宝玉が埋め込まれていて)
ん?
(照明が消えて。
照明周辺の糸は何も反応していない。『瑠璃』が切れたというよりも、糸の包囲網をかいくぐったということだろうか。
「ハハハハハ!」
シャンデリアの電球が光り。シャンデリアの上には紅の闘牛士のような衣装をまとった人物がいて。
身長は180を越え、顔半分を覆う黒い仮面の肌は白い。
シャンデリアから、ルモワーニュ社長のいる舞台へと降り立つと照明が復旧して。
来客たちに向けて足を引き、右手を体に添え、左手を横方向へ水平に差し出す西洋式のお辞儀をして。
「皆様、初めまして。私(わたくし)はカルマン。怪盗です」
声だけでは、どうしてか性別が分からない。
「怪盗…カルマン」
ルモワーニュ社長
「あなたが予告を皆様に紹介しないので、いてもたってもいられずに。ね」」
「最終日にて、アカシアの鍵を盗みに参ります」
「それでは皆様、どうぞ船旅をお楽しみください」
開幕のように、ブザーが鳴って恭しく一礼し。電気が復旧すると姿が消え。)
……全然、捕捉すら
(『瑠璃』が舞台に上がった時すら反応は無い。警鐘が無いということは、魔族の仕業でもない。
姿を見せているというのに、捕縛できなかった)
わ、私が甘かった…
(悔しいと歯噛みし。額から一筋の汗を垂らして腕に緊張が宿り。星素の配分がやや乱れ)
(/特に思いついていないにも関わらず、謎の女性を出してしまいました。
ですが、日向様のシナリオに役立つと幸いです。
コース料理のメニューは、アレルギーや好みによって差異があるため、お好きなように描写なさってください。
話の進行のテンポは今より早いほう、今と同じくらい、遅め。どちらがいいでしょうか)
>清水様
【繭山 和】
そう思ってくれるとありがたいわ。
(糸をたわんでいた糸を張り詰めて)
清彦くんね。
私は繭山和。好きに呼んで
ねえ、辰彦君。君は魔術使えるかしら?
(己が糸使いというのもあり、周囲の人々の様子が操り人形のように思えて、一つの仮説を立て。
この人たちは、自分たちのようにおびき寄せられて捕まった人々ではないか。
あまり長居はできないな、など推測しつつも相手から星素を検知して念のために確認を取り)
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