人魚姫 2019-06-25 20:46:36 |
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~世界観~
人々がまだ神々を信じ、冒険に心躍らせていた頃。
地図に載らないほど小さな国、アンバード・イオルビナー王国の地下には楽園があると噂されていた。
その楽園には泉があり、その泉で身を清め祈りを捧げると、願いが叶うというもの。そしてその鍵を握るのは、同じく伝わる人魚伝説。
遥か昔、この王国に住んでいた人間は地下の楽園で何不自由なく暮らしていたという。しかしそのまま神を信じなくなり、挙句神に勝ろうとした。それに怒った神は楽園の上に土をかぶせ、そこで暮らしていた人間を海へと放り投げたという。そのまま人間たちはいなくなるはずだったが、裁きをくだした神の妻である慈悲の女神が海でも生きられるようにと、鰭などを授けたという。
~アンバード・イオルビナー王国~
海に囲まれた小さな島国。国の地下には願いが叶う楽園があると噂され、同じく伝わる人魚伝説も含め、人魚を探し求めている。時折海賊なども立ち寄ったりする。後ろ盾がない分、兵力は自衛する分には十分。
~海底王国~
かつて地上に暮らしていた人間たちの子孫である人魚が暮らす王国。陸の人間に比べて寿命が長く、おおよそ300年ほど。その為、陸の人間と共に生きることは難しいと諦めたり絶望する人魚が少なからずいる。国を治めているのは齢100歳程の幼い女王。
~楽園~
アンバード・イオルビナー王国の地下にあるとされる。泉の他にも金銀財宝があるともいわれている。それを狙ってくる海賊も少なくはないが、兵力の前に派手な行動は出来ないでいるのか、大人しい海賊ばかりなだけなのか……。
楽園は実際には存在しておらず、遥か昔、初代国王がこの国が唯一の宝で楽園だというのがどういうわけか今の噂になった。人魚も追放されたのではなく昔からそこにひっそりと暮らしており、初代国王時代はよく国民たちとも顔を合わせていたが、それらを知っているのは海底王国の王位を継いだ者のみ。
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