狂ったお茶会 ─ 〆

それならその真ん中のまんまでいてよ、俺はそんくらいの帽子屋が好きィ。……うっわ、最悪ゥ。不意打ちで出してくるとか聞いてないんですけどォ。グッとくるじゃあん、まだ本編始まってないのにサ。また聞かせてよ、それ。偶に来るのが俺ちゃんは好み。そそ、いっぱい愛してくれる時に囁いてちょーだい。攻め寄りのリバね、りょーかい。丁度いいじゃん、ご覧の通り俺ちゃん愛されたがりだもん。

標準語ね、おーけい、俺ちゃんの一番は帽子屋だから言うこと聞いてあげるゥ。まったく俺のシュガーたっぷり対応はお前だけなの、知らないデショ。そうよ俺ちゃん気紛れ子猫ちゃんなもんだから、他の奴らにはビターなのよん。アリスにだって道は教えてあげないの、だあってからかったら面白いんだもんアイツ。でも帽子屋がそんな俺ちゃんを見たいってなら、見せてあげてもいいんだぜェ？あっはは、口悪いのを注文してくるなんて、なんだ、帽子屋お前意外とマゾっけをお持ちだったのかィ？まあスパイスとしては重要だもんなうんうん。任せとけってェ、俺ちゃんはきっちり要求を満たしてやるからサ。そうさな、情緒不安定には恐らくなるだろうよ。でもそれは帽子屋の愛を信じられなくなった時だけど。そんな時には口も悪くなるんじゃなァい？猫って気紛れ気分屋だけど警戒心も強いから。心を閉ざしたら一筋縄ではいかないよォ？それでも見捨てないってんなら、俺はそんな自分すら見せてやろうじゃない。さ、注文は以上でお揃いかなダーリン。