名もなき妖 2019-06-23 19:17:07 |
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──大丈夫。夏目は覚えていなくて当たり前だから、気にしないで欲しい。
( 笑顔のままそのまま耳許で囁くと肩に手をぽん、と手を置いてはそのまま塒へと消えて。翌日、気分転換も兼ねて人の姿へと変えて。髪型は軽く巻き髪で、服装はこの季節らしく白のフレアワンピースに水色のカーディガンを羽織り。足元はワンピースと同系色のローヒールパンプスでまとめて。夕刻の日が暮れる前、久しぶりに七つ森以外へと出掛けると桜以外の景色等色々と違った景色が嬉しいのか周りの景色を眺めながら行く宛ても無く、独言囁きつつゆっくり歩み続けて )
たまには桜以外の景色も良いものだな。これで夏目と出会えたら──なんて。
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