匿名さん 2019-06-20 12:51:35 |
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(いつの間にか寝てしまっていた。目を覚ましたのは明け方4時頃。身体の上に掛けられたタオルケットの中で蹲っていた身体を伸ばすようにぐん、と伸びをすれば身体を起こして。離れたベッドで眠る彼を見れば自分がソファで寝てしまった事を認識したようで。そこから降りると周りを見回す様に洗面所を探し顔を洗う。)
お腹空いた…。
(ローテーブルに置かれたお弁当に自分への書き置きを見つけると_食べちゃっていいのかな?_そんな事を思い遠慮しながらも空腹に耐え切れず「いただきます。」手を合わせ小さく言葉にすれば、頂く事に。食べ終わった容器を流しで洗いゴミ箱へ。1日だけ泊めて貰う約束。そろそろここともさよならか。そんな風に思いながら…はぁ。と大きな溜息を一つ。彼を起こして、泊めてもらったお礼を言うべきか。メモを残してこのまま去るべきか。しかし勝手に出て行っては鍵を開けたままになってしまう。悩んだ末、ベッドに眠る彼を起こすことにしよう。)
お兄さん…ごめん。私そろそろ行くね?
(起こした時間はまだ朝の5時半。普通ならまだ寝ているであろう時間。申し訳ない気持ちもありながらも彼の身体を揺すれば、微睡みの中ゆっくりと目を開ける彼。そんな彼の頬へと軽い口付けを落とせば「これは、昨日泊めてくれたお礼。私何も持ってないから…」それだけ言うと学校の鞄とボストンバッグを持ち彼に背を向けて)
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