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No.101
by こもれび 2019-07-21 01:17:52
ほんとうを言うとね、
僕も普通に年をとって
普通にあなたのとなりで
笑っていたかったよ。
それは、無理だったけど。
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No.102
by こもれび 2019-07-21 09:37:43
おはよう。
今日は少しだけ晴れてるよ。
久しぶりの青い色がね、
朝の霧にまぎれてて
なんだかカレイドスコープみたいだよ。
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No.103
by こもれび 2019-07-21 09:42:32
雨上がりのしけた風に
たしかに夏のにおいがしたんだよ。
ほら、きみの好きな季節が
もう僕のよこをすり抜けてくんだ。
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No.104
by こもれび 2019-07-21 09:52:53
向こうの家の庭にね、
ひまわりが咲いたんだ。
でも、背が高いのに
ひっそりとしてるから
なんだか恐縮してるみたいだよ。
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No.105
by こもれび 2019-07-21 12:58:40
あなたの真似をして
自分で紅茶を入れて、飲んでみたんだよ。
同じパッケージのものなのに
びっくりするくらい苦くてね。
だから、下手くそにしか
笑えなかったんだ。
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No.106
by こもれび 2019-07-21 13:03:57
むかしからふりは上手くってさ。
でも、上手くいかないこともあって。
無理しちゃって。
呼吸器がやかれるような
痛みだけをのこるんだ。
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No.107
by こもれび 2019-07-21 15:38:07
不思議なことにね
ひさしぶりだって思わないんだ。
もう話すことはできないかも
しれないけど。
ごめんなさいを
ここに置いておくのは、許してほしいよ。
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No.108
by こもれび 2019-07-22 20:45:58
こんばんは。
今日はね、でかけた帰り道に
本を買ったんだよ。
川村元気さんの、
世界から猫が消えたならって
タイトルの本なんだ。
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No.109
by こもれび 2019-07-22 21:01:52
たとえね、
千年いきれたとしても
鍵がみつからなくちゃ
今しかみえないんだ。
僕は今しか生きられないから。
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No.110
by こもれび 2019-07-22 21:12:13
いつだって、ただ
まっているだけ。
生年月日を忘れたような、
おさなさでさ。
赤ちゃんじゃないんだから
歩き出さないと。
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No.111
by こもれび 2019-07-23 20:30:37
まだ、諦めたくない。
まだもう少しだけ、
頑張ってもいたいんだよ。
誰にも届かなくても。
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No.112
by こもれび 2019-07-23 20:40:58
価値あることに
意味があるわけじゃないんだ。
なにもなくて、くだらなくても
もしかしたら、
誰かにつながるかもしれない。
そんなふうにまだ夢を見てる。
信じる僕を信じてみたい。
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No.113
by こもれび 2019-07-23 20:53:29
大げさなのはね、
僕は頭がわるいから。
あきらめが悪いのは、
心をくだいては憎んだ、でも忘れがたい
あなたにきっと似たんだ。
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No.114
by こもれび 2019-07-24 18:55:45
安心していいよ。
なんど、こわい夢を見ても
そのたびに一緒にいるから。
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No.115
by こもれび 2019-07-24 19:05:27
勇気というには
小さすぎるものだけど。
きっかけとしては
十分だったんだよ。
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No.116
by こもれび 2019-07-24 20:16:30
こんばんは。
今朝はよく晴れてて、
蝉の声がきこえたんだ。
去年も、その前も聞いてるはずなのに
懐かしくかんじるのは
どうしてなんだろうね。
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No.117
by こもれび 2019-07-24 20:17:44
また、上げちゃったや。
忘れっぽいなぁ、
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No.118
by こもれび 2019-07-25 21:46:57
こんばんは。
今日もうだるような
暑さだったよ。
とおくのほうを見るとね、
陽炎がゆらゆらしていたよ。
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No.119
by こもれび 2019-07-25 21:49:31
初夏の午前3時は、
言葉も熱をもつんだね。
暑さにやられた頭は
熱中症ついでに空想にふけるよ。
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No.120
by こもれび 2019-07-25 21:57:04
ベガとデネブを軸に
三角形を反転したらね、
アルタイルの線対称に
ポラリスがあるんだって。
僕のところじゃ、
星は見えないけど。
