つわものどもが夢の跡(近未来/ロボット/戦闘/人数制限有り)

"キャラクター"

【名前】ハルス・プルコフ
【性別】男
【所属連合】ヨーロッパ連合
【出身国】ロシア
【年齢】33
【容姿】 身長197cm。筋肉は有るが細身で、ひょろりとした印象がある。鼻は高く、紅い瞳の目付きは鋭い。白と金の混じった髪を、前は目が隠れる程度、後ろは背中まで伸ばす。
雪に紛れる白いロングコートと、雪原迷彩のカーゴパンツ。雪道を歩くのに適した青いスノーブーツを履く。裾から覗く白い肌には、古傷の痕が見られる。
【性格】口数が少なく、必要最低限の事しか喋らない。単語のみを発する事もしばしばあり、たまにロシア語が出る。戦闘中や作業中には独り言が絶えない。しかも独り言の際は饒舌で、無線を繋いだ相手が恐怖を感じる事も少なくないと言う。敵に情けをかける事はしない。例えその敵が慣れ親しんだ友人であろうと、血の繋がった家族だろうと。愛国心が強く、祖国の為ならば自らの全てを投げ打つ覚悟。
【備考】
第三次世界大戦前に生まれ、戦争中の貧困な中で成長していく。そして二十歳の時に第四次世界大戦が勃発、機動機のパイロットとして戦争に参加し手柄をあげる。しかし戦争も終盤に差し掛かった頃、第三次世界大戦中に行方不明となった父が敵国の機動機パイロットとして目の前に現れる。苦渋の選択の末に父の乗る機動機をコックピットごと切り裂き、その場は勝利に終わった。その時から機動機のチューンナップや戦闘訓練に力を注ぎ、今やエースパイロットとして軍の主力の片翼を担っている。他連合に対して特別敵対心を持っていると言う事は無いが、祖国の道を塞ぐ者なら容赦はしない。実はOAOパイロットの候補として上げられたことも有ったのだが、ハルス自身がチューンナップした機体の方がハルスの力を存分に引き出せると判断され、OAOに乗る事は叶わなかった。

"機動機"

【機体名】ルィツァリ【ヴィーチェル・ヴォルク】
【全長】32ｍ
【所属国家】ロシア
【重量】 94t
【容姿】全体的に無骨な作りをしており、装甲は、外見からでは分かりにくいが、出来る限り軽量化されている。特徴的なのは頭部で、通常のルィツァリとは異なり狼の様な形状。腰には剣を下げ、背部にはブースター兼排熱機関のバックパックが付いている他、腕部や脚部などにも小型のブースターを装備する事で急激な体勢の変化にも対応する事が可能となった。雪国での戦闘を想定されている為、塗装は雪原迷彩を採用、隙間に雪が入り込んでも大丈夫な様に防水仕様となっている。

【武装】
シャシュカ:ロシアに伝わる鍔のない片刃の彎刀。極限まで強化され、装甲の薄い関節部分などを狙って機動力を落とすのは勿論、並の装甲であれば切り裂く事も可能。

スターリ・クルィク:鋼の牙の名を冠する武器。大型の鋏の様な武器で、刃に当たる部分は鋼の板の表面に鋼鉄の牙が並んだ形をしている。相手の脚や腕を挟み押し潰す事で戦力を削ぐ目的で作られたものの扱い難く、鈍器として使われる事の方が多い。

05-4 ウーリー:実弾を発射する機関銃。中?近距離での戦闘に用いられる。通常の機関銃を多少扱い易く改良しただけの物で、これといった特徴は無い。名前は蜂の巣を意味し「敵を蜂の巣に出来る様に」という意味が込められている。

03-7 シィーラ:牽制用のハンドガンをベースに再設計された光学兵器。中?近距離でその真価を発揮する。大型のハンドガンで、従来の03型のハンドガンとは比べ物にならない程の威力を持つ。名前の意味は「力」。量産が難しいのと、あまりの威力に味方を誤射してしまうと非常に危険なので上等兵にのみ扱う事が許されている。

02-4 ルカー:左腕に装備されている中型の盾。腕の動きを邪魔せず、尚且つ広い防御範囲と強度を両立させた盾。名前は、機動機の腕であるかの如く扱える事から、腕を意味する。

【概要】
騎士の名を冠する機動機で、エースパイロットとまでは行かずとも、腕の立つパイロットのみが操縦を許された機体。それをさらに強化しハルス専用とした物。ヴィーチェル・ヴォルクの名は風と狼を意味し、その名の通り風の如き速さで、狼の様に荒々しく戦場を駆ける。関節部分に特に大きな改良を加えられており、より生身の人間に近い動きが可能となった。装甲の軽量化は防御力の低下を招き、光学兵器に対応する為のコーティングはなされているが、実弾への弱さには若干の不安が残る。手にする兵装はどれも貴重な物ばかりで、シャシュカに至ってはハルス専用武器である。機体に大幅な、そして費用のかかる改造が加えられている事からも、ロシアのハルスに対する期待が窺える。通常の機動機からしてみれば破格の性能ではあるものの、流石にOAOと張り合える程の性能は無く、まともにやりあって勝ち目はない。
(/キャラが完成致しました。確認をお願い致します。修正点等がございましたら、ご指摘をお願いします。)