昨日の夜に友達だと言ってくれたら良かった、それを期待していた。そう君が断言する事で全てが許されるのではないかと錯覚すらしていた。それなのに如何して君は言い渋ったんだろうな。微睡んでいる時にする話ではない、何て可笑しな話だ、…今日の夜に会うのが怖い。杞憂であれと願う身勝手な声がする。曖昧な関係が一番心地好かったろう。如何して名前を付けたがる。