邯鄲の夢《 登録制 / 戦闘 / 人数制限有 》

『ねえ、聞いて。ちょっと前までは自分だけで満足してたのに、最近はあんなに綺麗な月を一人で見るのが勿体無くて、ここに誰かいれば…なんて思うようになっちゃったのよ。その誰かさんを考えると、貴方が出てくるの！くすぐったいのに嬉しくて、変な気分。ふふ』

『……なんで、なんでそんな事言うの。何が可笑しいの、どこがいけないの！？邪魔な人達をぐちゃぐちゃにしたら、先生からご褒美にクッキーを貰った！博士からは沢山褒められた！私が頑張ればみんな笑ってくれるのに、いい事をしているのにどうしてよ！分かんない。私には何も分かんない！！』

名前 : イヴ
伽羅 : G
年齢 : 18y
性別 : 女

性格 : 騒々しさや荒々しさとは離れた言葉遣いに立ち振る舞い。けれども、物静かな部分とあどけない一面を兼ね備える。態度は基本的に大人しい方であるのだが、見知らぬものを見ればあれは何、これは何と感じて知りたがる好奇心を抱く。実年齢よりも子供らしさが現れている姿の原因は幼少時をミノアの研究施設にて数年間過ごし、偏った知識の保有や教育などの反動。また、刷り込みに近いものを受けた結果、その価値観は人道をまともに歩かされておらず、上が良しと決めた生物は潰して構わないなどといった認識さえある。純真無垢なまま蹂躙を行う、自由も人間性も与えられる事のなかった少女。しかし、劣等生と指をさされる男との出会いが別の軌道へ歪んでいく。

容姿 : 混じり気のない深い黒色の髪は全体が顎よりも上にばっさりと切り揃えられ、毛先は重く、癖がついているのか所々に緩やかな曲線を描いている。前髪はやや目にかかる長さ。大きく開かれた二重瞼は線に丸みを帯び、淡い灰色の虹彩に小ぶりの瞳孔を持つ。透明感のある肌は髪色と対極的に白く、少々痩せ型のため年相応の柔らかさが基準と比べてあまりない華奢な体つき。身長154cm。どこかしっとりと濡れたように儚げな顔立ちと佇まいをしている。袖は両手の一部を覆う長さの真っ青なTシャツに、股下5cmの輪郭が浮かぶぴったりとした黒いショートパンツ。ヒールがなく足首を包むほどの短い焦げ茶色のブーツという、なんの飾りも付いておらずデザインも簡素な格好。

備考 : アトランティスの代表国、ミノアで生まれ育つ。両親はカルマの奪い合いによる戦いに巻き込まれ、父母共に死別。孤児となったイヴを拾ったのが遺伝子組み換えを行う研究施設だった。イヴへの実験は肉体や精神が抵抗を起こす事もなく、非常に順調に進んでいく。跳躍力、耐久力、回復力など通常とはかけ離れたあらゆる身体能力を得る中、著しく表れたのは破壊力。圧倒的なその力を上手く使うべく、施設で養成が始まった。数年後ハルコンへ所属され、殺戮を繰り返す日々にHと出会う。芽生えた感情はどんな名前が相応しいのかも分からぬまま、本当に初めての「大切な人」と自覚する。募るのはHへの庇護欲、薄らぐものは研究員らへの信頼感。
武器は主に超金属の槍を扱う。刃と持ち手部分は光沢のある黒で、金色の細い模様が入っており、大きさや長さを変形させる機能を持つ。不使用時には小さくさせ、腰に巻いた茶色のベルトと革で出来た筒状の袋へしまっている。


(/Gのkeepを希望させていただいた者です。pfが出来たので確認をお願いします！不備などあれば教えてください。)