ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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……っ…!
(俯いた己の背に回った腕に、張り詰めた気が刺激されて身が疎んで強張り。その直後、問いを肯定する言葉が聞こえた瞬間、物言いたげに見開いた目で相手を見上げ。そうして息を吸い込むも、続いた理由の否定も責め立ても出来ず声が詰まって。また顔を伏せたその矢先、空から落ちた雫が頬を掠め、それはあっという間に互いの身体を濡らし始めて。そのまま立ち止まる訳にもいかず、共に駆けた道の途中にある店先で雨を避けて。雨粒を多く含んだ毛先から頬に垂れる水滴が鬱陶しく、袖口でそれを拭いつつ、また頭に浮かぶのはキスマークの事で。しかし、身が濡れて頭が幾らか冷えたのか、先の問い掛けよりは熱も治まり、代わりに理解出来た相手の言葉へ理不尽とも思える不満が湧き出し、それを相手の腕を少々強めに掴んで自分の方へ引く事で態度に示し)
…なんで、朝言ってくれなかったの?キスマーク、付けたなら付けたって言えば…俺、皆にあんな顔…
(次いで、ぼそ、と先ず声にした文句の題材は今日の始まり、薬の所在を尋ねた時のやり取り。視線は地面を打つ雨粒達にじっと向けたまま、いじけたような低く弱い物言いでそれを投げ。途中に思い出すのは、今日一日周りの仲間達から受けた視線。今更になって追い付く仄かな羞恥と、目に見える形で独占欲を受けた嬉しさとで混線を起こす頭に視線もうろうろとさ迷い、頻りに首回りや痕の周辺を撫で。消えていった言葉の先は自身でも掴み損ねて、だがまだ言い足りなさを感じて口をもごつかせ。しかし、こんがらがった思考から何とか飛び出したのは、降りしきる雨音に掻き消されてしまいそうな程に細く、意味を持たない子供染みた悪態だけで)
……ノア兄ちゃんの、ばか
(/まあそれが、他の恋人持ちより濃くてどろ甘な惚気っていうのが問題なんですけどね(笑)そうなると、ビティスの方がスキンシップしたくなって寄っていきそうですねぇ。ふふ、もう甘えてるのか甘やかしてるのか解らない感じになりそうですね(笑)決定的に襲いそうになるきっかけは、恐らくベッドに運んだ辺りでしょうね…記憶は、残しておけばお互い程々に気まずくなって、初暗転の時まで、また最低限の触れ合いしかしなくなりそうですねぇ。ふふ、愚痴の言い合いしながら「お互い大変だな」ってお酒の注ぎ合いもしてそうですね(笑))
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