ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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「…ああ。ただし、なるべく…」
(電話に出た相手に先ずは探し人を預かっている旨と住所を伝えたまでは良かったものの、通話口の声に些か感情的な色が混じっている事が気にかかり。その為、騒がずゆっくり来い、と忠告を最後に繋ぐ筈だったが、先に通話が切れた事でそれは叶わず。暫し画面を眉の寄った顰めっ面で睨み付け、だがその内に諦めの籠った溜息を吐き出して煙草の火を消し。それから戻ったリビングのソファーに変わらず座る、思い詰めた顔付きの青年に近寄っては一つ声を掛け)
「おい、もうすぐ迎えが来るぞ。……準備が出来たら、玄関まで来い」
(無愛想に伝えた言葉に反応して微かに身を縮こまらせ、何かを求めるように此方を見上げたその表情と数秒視線を交わし。己の名を形作ろうとする青年の口の動きを遮って更に重ねた言葉の、その含みをわざと気取らせんとして、準備という単語を強調し。…アンタの覚悟が決まるまでは、時間を稼ぐ。そう意を籠めた台詞を言い切った後、先に玄関へと向かい通路に出て。次いで己の部屋へ繋がるそのドアを確りと閉じ、その上から寄りかかって自身の重さで其処を塞ぎ、相手の姿を待ちつつ二本目の煙草に火を付け)
(/ふふ、そう訊かれたら溜息吐いて「嫌いだったらしてねぇよ」ってテッドからキスしにいきます(笑)おやおや、では遠慮無く(笑)和解、時期的にはプロポーズ前くらいまで長引きそうですが…(笑)んふふ、他人に指摘されて初めて解るような位置にしてみました。まあ…それもあって解り難い位置に付けようって思う所もあるでしょうね(笑)行く所全てで事件が…テッドは探偵向きじゃないだけに可哀想ですね(笑)あらまあ。でも、ビティスの心の準備が出来るまでもう少々お待ち下さいませ(笑))
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