ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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(精神が弛んだ為か、最近浅かった眠りも随分と深まり、すっきりとした気分で目を覚まし。しかしやはり相手よりも早くに起きてしまい、一先ず先に身支度を済ませてからリビングへと音の無い慎重な足取りで向かい。室内に入る手前で足を止め、そっと中を覗き込めば丁度余所を見る相手の姿があり。視界にその姿を捉えた途端、一気に走った緊張に心拍が上がり始め。それでも、と汗を握る手にぐっと力を籠めて息を吸い込み、一歩リビング内に進んで)
…ノア、兄ちゃん。あの…さ、えっと…
(久し振りに自分から掛けた声は随分と震えていて、告げようと準備していた台詞も頭から何処かに飛んで、暫し迷うように言葉を濁らせ。更に、彼方此方さ迷う視線が相手の開いた首元に気付いた一瞬、感じた衝動に一度唾を飲み込んでから慌てた動作で口を片手で押さえ。それから数秒、どくどくと煩く鳴り響く鼓動の中、ようやっと言いたい事を思い出して徐に唇を開き)
……ココア、ありがと。…美味しかった
(視線も逸れたまま、口も覆ったままでくぐもったその台詞を何とか絞り出し。たったこれだけ、以前なら何でも無く言えた筈のそれらを口にした後は、緊張と衝動の為にもうその場に居る事すら堪えきれず。相手の反応も見ない内にくるりと踵を返し、その勢いで朝食も摂らないままリビングを出て早足で玄関まで通り抜けていき)
(相手に礼を告げてからまた何日か過ぎたとある日。今日は己だけが休みの為、自室にて語学の勉強をしていて。あの日、礼を告げた時の緊張の反動と、感じてしまう熱を恐れて結局それ以降も避けるような態度を取り。傍目に見ても解り易いのか部下達にも彼是と心配され、時折その厚意に甘えて相談事を持ちかけるが、彼等からは、それは本人に言えと理由も曖昧な助言をされるのみで)
……まだ、かな
(物思いに耽ったり相手の事に思考を大半取られたりしている内、勉強も進まないままに時間は刻々と過ぎていき。顔を合わせる事さえ苦手になってしまったが、相手の所在が窺えない、というのも落ち着かず、そわそわと携帯を手にしては時刻を確認し。その遅さに不安げな独り言を溢して、そっと立ち上がってはドアを開いて廊下から玄関を覗き。…いつもなら、そろそろ。電話一つも躊躇う程に避けている癖に、相手に早く帰って来てほしい。そんな矛盾する想いが渦巻く胸に片手を当てつつ、僅かに期待の宿る顔付きで玄関先まで歩んでいき)
(/それ、翌日ベッドに寝転んだままのテッドに「盛りすぎだ」って文句言われますね(笑)おやおや、ではその方達にはビティスから直々に制裁(スリ的な意味で)させてもらいましょうかね(笑)その辺りはノアさんに感謝ですね…リアム君はアレとしても(笑)はい(笑)ふふ、常識人さんも中々…多分事が進むにつれて「ちょ、待った…!」とかって焦ってくるので、どうぞそのまま好きにしちゃって下さい(笑)そこは頑張って下さいませ(笑)それでもビティスは頑張りました!ちょっとぷるぷるしてはいますが…では、さくっと場面転換させて頂きます(笑))
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