マフィアなわんこの非日常的日常！【創作なり／一対一募集】

わ、っ…！？
（返される言葉を恐れ固く目を閉じて直ぐ、ぽつ、と腕に何か落ちる感覚を捉え。それに僅かに指先が跳ねた次の瞬間相手の体が沈み始め、その予想外の出来事に驚いて思わず瞼を開け。直後落ちる身に釣られてバランスを崩し、小さな悲鳴と共に相手と同じく床へ座り込み。痛みも衝撃も大して無かったが、一体何事なのかと視線を上げたその矢先。聞こえてくる水気を帯びた声と、己と同じ望みを形作る言葉が鼓膜を震わせて。嘘だろう、と言わんばかりに目を大きく見開きながら、それでも黙って紡がれる切実なその音に聞き入り）

……うん。俺、ノア兄ちゃんの傍に居る。昔みたいに、黙ってどっかに行くなんて事も、もうしない。ずっと一緒に居るから、だから…
（…相手が泣いている。いつも笑って己を包み込む相手が。寂しいのが恐い、と己に身を寄せている。思考に幾らか余裕が出来てようやっと気付いたその事実に酷く戸惑って、けれどそれ以上に今の相手の姿に胸が痛んで。こんな時、どうしたらいいのか解らない。ただとにかく、相手の傍に居なければ。緩まった腕の力をまた強めて身体を密着させ、頬を今度は相手の首元に擦り寄せながら、弱くもはっきりとした声で問いへの答えと約束を告げ。その最後、何か続けようとした口が一旦迷いに止まり、二度程空回りして。それから少しの沈黙を置いて漸く、伏せた視線と共に震え混じりの声で願いを落とし）

……だから、泣かないで



（／あー…最初の内はビティスも単に寂しいのかなって普段以上に構いますけど、わざとって解れば怒った上に家出しそうですねぇ(笑)ふふ、ビティスの方も「あの子もお年頃なんだよ」なんて言いながらノアさんの事余裕たっぷりに甘やかしてくれるかと(笑)今でさえ（距離感かなり壊れてるとはいえ）友人として執着と依存し合ってますからね…(笑)おおよそ察してはいますが、今はノアさんが泣いている事に意識が引っ張られてそれ所ではありませんね(笑)）