ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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(自分の近くで交わされる会話にも、近付いてくる人の気配にも気付けない程に意識は沈み、ただ静かな呼吸を繰り返し。ふと手が包まれる感触に指先が微かに動き、そこから少しの時間を置いて服を掴んでいた手が解け、代わりに相手の手を眠ったまま握り返し。そうして手を繋いだ状態で、再び空に太陽が顔を出すまですっかりと寝入り)
ん…此処……ベッド…?
(窓から射し込み始めた朝日の光に自然と意識が引き上げられ、小さな呻きと共に瞼をゆっくりと開け。まず視界に飛び込んだ見慣れた寝室の風景に、今の状況を理解せんと寝惚けた頭を動かし始めるが当然上手くはいかず。ただ目に入った相手の姿と繋がった手に、安心感と妙な嬉しさを覚えて思わず頬を弛めて手を握る力を僅かに強め、もぞもぞと身動いでベッド端へ身を移し。其処に乗る相手の頭に自らの額を寄せて暫しの間微睡みの中に落ちていたが、不意に仕事や職場の事が頭を過った瞬間一気に覚醒して目を見開き。次いで、がばと勢いよく上体を起こせば、相手が居る事も一瞬忘れて慌てた声を上げ)
………今、何時っ!?
(/……無い、でしょうねぇ(笑)本当に、もう…叱る時でさえ怒鳴る事は無さそうですよね……うーん、やっぱりパパですかねぇ。小さい頃はノアパパ、ビティスパパって呼ばれてそうです(笑)でも、あんまり甘やかしちゃダメですよ(笑)ええ、きっとジャムみたいにぐずぐずになるまで甘く包んでくれますよ(笑)レイフさん、ただの微笑ましい嫉妬からとはいえ、あからさまに追っ払うような態度取られたので、ちょっとした仕返しのつもりで言葉に棘を生やしました(笑)ふふ、ビティスの場合「居ればいい」というか「居て欲しい」でしょうねぇ(笑)きっと覚えてますよ。ただその事を話されるとちょっと恥ずかしがるかもしれませんが(笑)お、いいですねぇ。当方もノアさんの家の訪問は一回しておきたいな、と思ってましたし。では、その流れでいきましょう!)
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