ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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「…ああ、解った。あれは、私もあまり話したい事ではないからね。さて、想い出か…沢山有って迷ってしまうな。ふむ…では、あの子に物を貰った話でもしようか。あれは、ビィが13歳の時の事なんだが…」
(己の話に表情を歪め黙り込む相手を只じっと待ち、ようやっと返ってきた答えを二つ返事で了承して。その顔付きから伝わる感情と思い出す出来事に、此方も眉を僅かに寄せて同意した後、切り替えの言葉と共に寄った眉を戻し。重みが増したその場の空気を和らげるように、少しばかり茶化しを含んだ迷いを宙に浮かせた数秒後、身を背凭れ側へと起こしながら話題を一つ選んで。まず愛し子が此方の部下に贈り物の相談をしていたらしい事、次にその贈り物を買う為に部下達の雑務を手伝って駄賃を得ていた事、最後に、真っ直ぐな感謝の言葉と一緒にネクタイを贈られた事…話をゆっくりと紡いでいく声は柔らかく、表情も懐かしさからか何処か和やかに弛み)
「…職業柄、裏の無い純粋な好意というものに触れる機会は殆ど無かったから…贈られた時は何とも擽ったい気分だったよ。まあその後、貰ったそれを使うのが何やら勿体なくて、大事に仕舞っていたらあの子に拗ねられてしまったけれどね」
(少しの間を置いて自らの話に対する感想を落とし、次いで仄かに苦味を含む笑みを浮かべ、軽く肩を竦める仕草と共に口にした後日談で締め括り。その区切りに一つ短い息を吐き出したかと思えば再び上体を軽く手前へ傾け、ただそっと手を差し伸べるような、静かで穏やかな呼び掛けと話の促しを相手に渡して)
「…ノア君。もし良ければ、君からも話してもらえるかな。私の知らない、君だから知っているあの子の事を」
(/流石にそこまでいったら色々と…その、見てるこっちがアレなので…(笑)特に誕生日が一番ヤバそうですね…子供が「欲しい」って言った物のブランド品とか用意しそうです(笑)ええ。でもその代わりに、ビティスが何かした時はお仕置きして下さって構いませんよ(笑)仕方ないですよ。ついこの前まで一緒に居て遊んで笑ってた子が、急に生死さえ解らない(+生存している確率がかなり低い)状況になってしまっていれば…しかも自分の行動次第で状況を変えられたかもしれないなら尚更…。ちなみに、先程レイフさんから出たビティス誘拐の件ですが…その一件でビティスは背中に割と大きめの火傷を負っております。いずれ互いの傷痕をじっくり見る時があれば、詳しくお話する事もあるかもしれませんねぇ…(苦笑))
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