ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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「っ…!此処か!おい、隊ちょ…」
(己の大声で集まる敵を他の部下達と共に応対しつつ、半端に途切れたが確かに返ってきた答えを聞き届けて一つ頷いた後、辺りを見回し。直ぐ様視界に入った傾いた絵の前へと走り、それの額縁に手を掛けて力を籠め。かちり、という音と同時に開いた地下への出入口を確認し、インカムに手を当てて隊長へ報告すべく口を開き。だが、呼び掛ける途中で背後から足音が迫り、それに振り返った次の瞬間には己の横を抜けて先に地下へと走っていく隊長の姿に言葉は止まり。数秒の間驚きに目を見開いて固まっていたものの、直ぐに我に返れば合流した狙撃組以外の隊員全員を率いて地下へ降りて)
っ…今、行く!
(テッドの声もろくに耳に入らないまま、眼前の障害物でしかない敵を払いながら相手を探し走っていたが、ふと聞こえた己を呼ぶ声に一度立ち止まり。聞き取った助けを求める言葉に表情から焦りが失せ、代わりに冷静さと決意の色が満ちて。ただ一言それに対して力強い返事をするのと同時に、再び地を蹴って声のした方向へ駆け出し。時間にして一分と無い程の後絵画のある場に辿り着き、丁度テッドが開いたその出入口へと速度も落とさずに飛び込んでいき。漸く足を止めた先の部屋に広がる光景を目にした瞬間、その状況を正しく理解するより先に、相手が何かされそうになっているのではないか、という思考が先立って。その過った考えに、頭に上っていく血で視界が赤く染まっていくような感覚を覚え)
…お前、何してる
(衝動的に踏み出しかけた足を寸での所で留め、しかし怒りによる昂りから瞳孔の開きかけた目でリアムを睨み付け、低く地を這うような声で端的な問いを紡ぎ。次いで僅かに遅れて入ってきた隊員達が室内のメンバーに対して武器を構える音を何処か遠くに聞きながら、空いている手でホルダーから銃を抜き)
…ノア兄から離れろ
(真っ赤な視界に見えている筈の相手を拐った彼らの顔も相手が浮かべる表情も認識から弾かれ、今自分がどんな形相をしているかすら自覚出来ないまま、手にした銃の照準を相手の上に乗る彼の頭にゆっくりと合わせ。離れなければお前の頭を撃つ。そんな脅しを籠めた低く静かな声で命令じみた言葉を放ち)
(/ビティスに至ってはちょっとイタズラで、くらいのつもりのヤツですからね…多分殿自体はビティスも参戦するんでしょうけど、ノアさんが怪我した日は、現場に特攻かまして傷だらけの自分そっちのけで怒るかと(笑)ええ、お互い愛情を注ぐ事にも受け止める事にも夢中でしょうねぇ。はい、「これね、この前撮ったヤツ」とかって写真出してからかったりしますよ、きっと(笑)解って頂けたようで…それでビティスからもリアム君に「でも、何かあった時は俺の代わりに守ってほしい」みたいな発言でやっと和解、という流れですかね…(笑)ビティスはこの状況に怒りで我失いかけてますけどね…いやまあ、この状況ではスルーも致し方無いかと(笑)よし、これで王手です!(笑)狙撃だけが取り柄な二人なので(笑)さて、この場でお互いに武器下ろしてビティスが退場したら、テッドにリアム君達へ少しフォローを入れさせてもらいましょうかね…何か、その、色々可哀想なので…(笑))
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