マフィアなわんこの非日常的日常！【創作なり／一対一募集】

あ、ノア兄ちゃ…っ、ノア兄？ノア兄！？
（掛けて直ぐにコール音が切れ、此方から先に口を開いた直後、電話口から響く尋常ならざる物音と相手の戸惑う声に弛んでいた表情は強張り。携帯を握る力を強め、焦りに逸った調子で何度も相手の名を呼ぶが、衝撃音の後切れてしまった通話に心臓が凍っていくような感覚に襲われ。誘拐された、と理解するまでに然して時間もかからず、続けて思い当たる犯人らに対する怒りで頭に血が上っていくのを何処か他人事のように感じ取り。ぷつりと表情の消えた顔でまた携帯の操作を始め、今度は別の人物に電話を掛け）

…ロビン、今職場だよね。天道虫バッジに付いた発信器の信号辿れる？…うん。じゃあ、全員に伝言。…護衛対象が拐われた。取り返しに行くぞ
（目的である己の部隊の情報担当に繋がった携帯を片手に自室へと移動し、低く冷たい声音で端的な会話を行うと同時に仕事用の普段着に着替えて外へ早足で出ていき。電話から直ぐ様来た迎えの大型の乗用車に乗り込み、揃っている面子の顔を確認した後再び口を開き）

…話は伝わってるよね。奪還の為の作戦は単純。まず、現場がどうあれ二手に別れる。片方はテッドを指示役にロビン、ギル、アイク、それとシャーリーが狙撃で援護。そっちは護衛対象の捜索、見付かったら知らせて。それ以外は俺と陽動。好きに動いていいけど、敵は出来るだけ此方に引き寄せるように。…ルイは陽動側について、向こうの狙撃手の妨害をお願い。…殺さなければ何をしても構わない、全力で潰せ。いいな？
（ロビンと呼んだ部下が発信器の場所を割り出すまでの時間、テッド達が持ってきた己の武器類の入った特注ベルトと、せめてと渡された防弾ベストを身に付けつつ全員各々に淡々と指示を出し。組織も幹部もそっちのけ、他に情報すら伝わっていないであろう状況で、自身の独断であるにも関わらず了解の返事を返した彼らに何処か嬉しげに一つ頷き。一時間程度だろうか、漸く居場所を割り出した部下の言葉に従って車は動き出し、相手の居るであろう場へと向かい。少し手前で降りた五人の捜索役達とはまた別に、車で堂々と敵地へ乗り込んだ己も含めたった六人程度の陽動隊を率いて地へと足を付け、眼前に見えた見覚えある敵に向かって地を蹴り。凄まじい速度で誰より早く距離を縮めながら怒り任せに吠えるのと同時に、ベルトのホルダーから警棒を素早く取り出して、それを右手に構え敵に対して振りかぶり）

俺の、大事なもんを返せ！！この甘ったれ共がぁっ！！



（／それこそ浮気がどうたらとか、抗争で余程危険な立ち回りをしたとか…そういうレベルでしょうねぇ(笑)中身にキスショットとか酔ってかなり気を抜いた写真とかありそうですしね(笑)そしてその分テッドの苦労も増していくのですよ(笑)そうですねぇ…ノアさんのチームが仲間に入った後の抗争で、リアム君が危機に陥った時に助けたのがビティスだった…とかでしょうかね。「正直ムカつくけど、お前が居なくなったらノア兄悲しむだろ」とか「悔しいけどお前の方がノア兄の戦い方について詳しいから、居なくなったらノア兄を守る時に困る」って感じで…いや、これで拗れ直るかは微妙ですが(笑)ええ！本っ当に…結ばれた時に「幸せになれよ…！」って気持ちも芽生えてきますしね(笑)いえいえ此方も長くなってしまったので…とりあえず敵地乗り込ませて頂きます！(笑)）