マフィアなわんこの非日常的日常！【創作なり／一対一募集】

ああ、うん。雨の匂いがしてるから、もう降るのかなって思っ…
（まず顔を上げた先に見える街並みを視界に入れた状態で、今度は嗅覚を意識して空気を吸い込み。改めて確認したその匂いは己からしてみれば日常的に慣れた雨のものだと解り、思わず訝しげな視線をまだ青の多い空へとやり。天気の事へ思考が逸れていた所に聞こえてきた問いに、部下達と話す時と同じ要領で答えていくが、はっと現在の状況を思い出して言葉を止めるのと同時に顔を勢い良く相手の方に向け。しまった、とばかりに焦った動作で口を片手で押さえつつ微かに見開いた目を彼方此方へ忙しなく動かして）

……いや、えと…その、何でもない。買い物、早く行こう
（相手に自分の鼻の鋭さを明白に話した覚えは無い、変に思われたのでは。そんな今更な不安が湧いて僅かに強張った顔を相手から隠すように斜め下へと逸らし、それから十秒以上の長い沈黙を置いて漸く片手を口元から下ろし。開放されたそこからぼそぼそと弱々しい声で無理のある強引な誤魔化しをした後、相手を見ないまま次の用事を促して先に一歩足を踏み出し）



（／いえいえ、大丈夫ですよー
とりあえず今はこの焦れったさを楽しみましょうか(笑)今の時点では仕方ないでしょうねぇ…向こうのチームにはノアさんが此方の組織に無理矢理従わされてると思われているのもあるので…そこの誤解さえ解ければまあ、大丈夫でしょう(笑)人によっては「見せ付けるな」と軽く叩かれそうですね(笑)それなら安心です(笑)まあ、テッドはそうでしょうねぇ…あとは「人の色恋沙汰にあまり首を突っ込む気は無いが」って前置きして軽い助言くれるくらいでしょうね(笑)…レイフさんならやりかねませんね(笑)何だったら両方に訊きそうです。勿論、片方が居ないタイミングを狙って一人ずつに(笑)）