ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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「礼は要らねぇよ。俺は仕事しただけだ。それより、今自分が危険な状況だっつー自覚あるんならもっと自重しろよ。次は取り返しつかなくなるかもしれねぇんだからな」
(吸い終えた二本目の煙草を灰皿へ片付けた後車のエンジンをかけたまま己も運転席から出て、相手の一歩前へ出る形を取って歩き。先の礼の言葉に対して跳ね返すような返事と不機嫌さの混じる注意をしつつ、マンションの出入口傍にあるインターホンのパネルを操作して。数度のコールの後呼び出しに応じた、焦りか嬉しさか逸った調子で喋る上司と二言三言の会話を行ってから離れ)
「…向こうから来るみてぇだな。……ああ、そうだ。アイツ、あんな単純そうに見えて嘘見抜くのも存外上手ぇから、嘘入れるならバレねぇようにな」
(上着のポケットへ片手を突っ込みつつ会話の結果を独り言の如き声量で零した後再び相手へ目を向け、僅かばかりの間を置いて口を開き。誤魔化しについての忠告を静かな声で贈り再度唇を結んで、また出入口へ視線を向ければわざわざ階段を駆け降りて此方に向かってくる上司の姿が丁度視界に入り)
ノア兄ちゃん、おかえ…っり゛ぃ!?ちょっとテッド、何すんだよ!結構痛かったんだけど!
「うるせぇ、今日振り回してくれやがった礼だ。…そんじゃ、俺は帰るからな」
(出入口の自動ドアを開けテッドの横を少し過ぎて漸く足を止め相手へ声を掛けかけ、しかし次の瞬間背後から脳天へ勢いよく振り下ろされたテッドからの手刀に言葉が悲鳴に変わり。命中した部分を手で押さえながら抗議に振り返って、しかし素気ない返事と共にさっさと去っていくテッドの後ろ姿に不満げな表情で小さな唸りを洩らし。その後もう一度相手の方に顔を向け、先程の出来事を引き摺って未だ少々の不機嫌さを眉の寄った表情と低めの声色に残しつつも、改めて相手に向けて声を掛け)
…とにかく、おかえり。変な事に巻き込まれたり、変な人に会ったりしなかった?
(/全てはノアさんが発端なんですけどね…(笑)出したら顰めっ面されてしまいますので、充分お気を付け下さいませ(笑)まあ今日は離れてくれないでしょうからね。たまに一緒に、とは言いましたが都合さえ合えば週三くらいの頻度で一緒に寝てそうですね(笑)きっと懲りませんよ。またお高いの買ってくるのがオチです(笑)どっちにしろ今は無理そうですが…主にビティスが許してくれなさそうなので(笑)
いえいえ、描写のし忘れなら当方も経験してきた事ですし、今後気を付けて下されば大丈夫ですよ。ご丁寧な説明有り難う御座います。…それと、当方もビティスの嗅覚について一つ。実は嗅覚の鋭さは生まれつきでして、幼少期は「匂いについて喋ると周りが変な顔するし、自分の方がおかしいのかな」と幼い本人なりに感じて、割と早い段階で両親以外には言わなくなり、強盗事件が起こる前までは自分だけが気付く程度の薄い匂いに対しては何も言わないか、「何でもない」と誤魔化すかしていた、というエピソードを作っておりました。本来は後々のストーリー中の台詞やロルに描写する予定でしたが、描写抜けのお話ついでに先にお伝えしておきます(笑))
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