ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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「何か、つっても…犬っころは基本仕事以外に興味無ぇような奴だしな。つーかそもそも、物の扱い自体も結構雑なんだよなぁ。ペンだのハンカチだの小さい物は普段からよく失くすし、いつだったか丸腰で襲撃された時にゃ、手元にあったマグカップ敵に投げ付けてたし…別に俺が困る訳じゃねぇが、もうちっと……っと、悪い。話が逸れたな」
(問い返された事に何とも言い難い渋い顔で言葉を濁し、しかし信号が青に変わり車を再び動かすのと同時にまずは一言答え。次いで青に変わった信号に視線を正面に戻して運転を再開しつつ、表情と声音を呆れの滲むものに変えて言葉を続け。しかし話の中身に苛立ったような愚痴の色が徐々に混じり出し、深々と溜息を吐いた辺りで自らの脱線に気付き、大して気の無い軽い謝罪を話の区切り代わりに投げ)
「まあ、そうだな…犬っころが欲しい物ってのはイマイチ検討が付かんが、アンタからの贈り物なら何であれ大事にするんじゃねぇか?ほら、洒落っ気一つ無いアイツが唯一肌身離さず身に付けてる、あのネックレスみてぇによ」
(一旦仕切り直しの言葉を挟んで改めて相手の問いの返事を少々適当さの窺える調子で紡ぎ始め、最後に僅かばかり揶揄を含めた声音で締め括るのと同時に、ハンドルから片手を離し自身の胸の辺りを人差し指で叩いて上司が付けているアクセサリーを示し。それから間も無く目的地の駐車場へ入り難無く車を停めてエンジンを切れば、ダッシュボードに置いていた拳銃を上着で隠れる位置にあるホルダーへ仕舞いながら再度相手に声を掛け)
「…さて、着いたぞ。犬っころも言ってたが、一応気を付けろよ。万が一って事もあるだろうからな」
(/どんと来い、です。まあ自己防衛というか返り討ちですかね、正確には(笑)帰ったらそりゃあもう嬉しくて顔が溶けてしまうかもしれませんね(笑)ええ、特にビティスの部隊連中は殆どテッドの護衛のお世話になりました故、尚更ですね(笑)それ、恐らくビティスもそうなりますね。ノアさんにってなると只でさえ無い金銭感覚が更に無くなる予感がします(笑))
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