ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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「あーあ、ひっどいなぁ」
(此方が証拠を見せた途端に真っ赤に染まっていくその顔に、己の上司と同じ表情の素直さを見て、ふっと思わず口に咥えた紫煙と共に声を零し。その後に彼の語る滅茶苦茶な状況への道筋が余計に笑いを誘い、くつくつと喉の奥から音を洩らし肩を震わせていれば、証拠を構えていた片手が払われてしまい。その勢いで携帯自体も床にすっ飛んで、それに言葉の一割ほども思っていなさそうな軽薄な声で着替える彼を責め)
「またねぇ、リアム君」
(あまりに雑な所為か、隙だらけの着替えを終えた彼がまた投げ付けてきた宣言にも、飄々とした薄笑いを崩さず。己はまだベッドに寝転んだまま、携帯の外れた片手をひらひらと軽く振って、嵐のように去っていく姿をのんびり見送り。それから暫しは部屋に居座り、先程点けた煙草を吸いきってから緩慢に支度を整え部屋を出ていき)
(結婚して初めての夜を過ごした次の朝。伴侶を普段以上に丁寧にじっくりと蕩かし、焦れったささえ感じる程の愛を注ぎきった後。いつもとは違うが心地好い肌触りの布団に包まりながら、相手を確と抱き締め満足そうな緩い笑みのまま、静かな寝息を立てて。ふと射した朝日に意識が浮き上がり、瞼を開いたものの思考はまだ夢現に浸かって、暫しは身動ぎもせずにぼんやり正面を見詰めていて。しかし、徐々に昨晩の事を思い出すのと同時、己が腕に囲い込んだ伴侶の寝顔にも気が付き)
……ノア
(伴侶を見つけたその瞬間、ふわふわと日溜まりの綿毛のような笑みに顔を綻ばせて、目の前の薄いブラウンに頬を擦り寄せ。そのまま埋めた唇で軽く口付け、相手を起こさない程度に密やかな戯れつきを行っている所に、ドアの外からノック音が響き。幸せな一時を邪魔された事に眉を寄せつつ、ぱっと顔を上げた数秒後、それが昨日頼んだルームサービスである事に思い至り、些か渋りに唸りつつも身体を起こし)
(/それにもう一人が滅茶苦茶に驚いた後で、「やるじゃん。…頑張ったご褒美やらないとな?」ってキスしてそうです…あと、色々終わった後で「お前の稼ぎ何回見てもビックリするわ」って一緒に伴侶のパソコンの画面眺めながらいちゃついてそうです……それで息子君が「……解ってる。当たり前だろ」って思わず恋人の方にちらっと視線やった所為でまた揶揄割れてそうですねぇ(笑)ですねぇ。それで「リアムってば、がっつきすぎ」って笑いながらも、ぶつけられた欲情に自分も当てられて、熱の籠った目でリアム君を見詰めながら、もう玄関先で服脱がせにかかってそうです(笑)良いですね!ではそれでいきましょう!ふふ、今回のペアルックと水族館のイベントは何にしましょうか…)
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