ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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っ、ん……ぅ、うん…
(じわじわと昂ぶる感情が溢れる目の縁を、空いていた手の甲で擦って拭った直後、相手が返した言葉に違和を覚え。ふっと顔を上げ、しかし視界に相手の面持ちを映すより先に、温もりが身体に寄り添って。続け様に撫でられる背の感触の心地好さに、涙が余計に零れて相手まで濡らし、けれども離れる事も幼い心が嫌がって。ぎゅ、と相手の服を両手で掴み、その身に目元を押し付けて縋りながら、しゃっくり混じりの唸り声ごと感情を相手に凭れさせて。その途中、大丈夫、と紡がれる言葉にか細い声で応じれば、それが素直に頭に沁みて、少しずつぐしゃぐしゃの思考は落ち着き始め)
……ん。もう、大丈夫。…ありがと
(五分か、十分か。兄代わりの幼馴染みへ存分に悔しさを流したその締めに、一度鼻を啜ってから顔を上げ。服を握り締めた五指の力も弛め、頬同士を擦り寄せ、たっぷりと甘えた礼を行動でも示して。それを終えても離れはせず、また肩や髪に顔をぐりぐりと埋めては、匂いを吸い込んで目の前の存在を確かめ。ただ動物が戯れるような、他愛ないそんな仕草を暫し続けて、だがふと思い出したものにその動きははたと止まり。それから、泣きじゃくった羞恥にほんの僅か顔を染めて視線を泳がせながら、浮かんだ疑問を相手へ渡して)
…そうだ。ねぇ、ノア兄ちゃん。さっき…その、俺が泣く前、何言おうとしてたの?
(/そしたら「えー、気ぃ早くない?」とかって笑いながらも満更でもなくて、目の前で自分の指に付けてみせて「…嫁さんの予約取れた気分はどう、ダーリン?」って揶揄しながらも、ちょっと照れ混じりに顔赤くしてそうです(笑)ええ、最早半分尻に敷かれてますね、ロジェってば……その懇願に「もうしないなら止めてあげる」って言いながらも、結局リアム君が気絶するまで躾して、翌日ちょっとリアム君に拗ねられてそうですね(笑)ノアさんあらゆる方面に強そうですからねぇ。ふふ、今後は其処にビティスも混ぜて頂きましょう(笑)そうなんですよねぇ…ええ、今回は騒動の根幹に関わる大事な事でもありますしね(笑))
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