ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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あ…
(問いの直後、ぬるりと抜けていく指の寂しさに、思わず小さな声が漏れて、舌もそれを追って唇の際から覗き。囁かれた言葉に何を言う暇も無く、視界がまた暗闇に閉じれば、必然と匂いの方に意識は向かって。だが、良い匂い、と思うより先に再び相手の身から伝わる揺れに刺激が走り、今度はそれを享受した身体に熱が籠って、余計に匂いを濃く鼻へ届け。甘い香りと血の匂い、それに重なる微弱な快楽を受け止めた頭は、ぼやけるばかりになって思考を止めてしまい。コートの内から解放される頃には身体の力は完全に抜け、視点も何処か明後日の方向を模糊と見詰め。次いでされるがまま、開かれた脚から両手が敷かれたコート上に落ち、その代わりに相手の身が入り込んで)
なん、で…?……たしか、最初に注射、打たれて、動けなくなって…それから、ベッドに縛られて…あいつに、俺をどっかの組織にオモチャとして売るから、って……また、注射打たれたら、俺、おかしくなって、それで、あいつが、からだ触ってきて…
(ふっと頭上に差した影にも無反応であったが、耳元に掛かる吐息に身体が僅かに身動ぎ、口からは相手の問いをぼんやりと繰り返し。それから十秒程掛けて漸く一言目を落とした次、ぽつりぽつりと答えを紡ぎ始め。しかし薬と快楽、それに恋人の匂いでトリップしかけたままの脳と痺れた舌を何とか回し、やっとの事で繋ぐ言葉は鈍く遅く。加えて呼吸の荒さにも邪魔をされ、滅裂な思考を無理矢理整えている為に、欠けや抜けも多く)
…………ごめ、なさ…っ、ノアにい、きらわないで…っ
(ぼろぼろと話す内、次第に直ぐ傍にあるのに触れてもらえない身体に募っていく熱を持て余して、元より曖昧な声の形は吐息に崩れ始め、むずがる子供のような唸りを零して喉を僅かに反らし。また欲求に塗り潰されていく最中、それでも思考の隙間を縫って鋭敏に感じ取った僅かな怒りへ、その理由が解らずとも詫びる台詞と、切実な願いで許しを乞い)
(/ええ、良いですねぇ。それで「は、はあ!?別にそんな事無いけど!?」って動揺してほしいですし、「お前だって最初余裕ぶってたじゃん!」とかって(今回は無意識に)煽ってプチ喧嘩してほしいですね(笑)ふふ、ですね。それでたまにロジェが「…あんなにいじらしくって、しおらしかったリアム君は何処に行っちゃったのかなあ」なんて揶揄と愚痴混じりに零してそうですね(笑)ええ。だからこそ、今回の救助でノアさんの単独行動もビティスお持ち帰りもビティス隊の皆に許容されてるのでしょうね。あとあんま関係無いですが、その手合わせ見てたビティスが「ノア兄ちゃんすげー!」ってぴょんぴょんはしゃいでそうですね(笑)そりゃあもう恋人のこんな身体と表情見て理性保てる方がどうかしてますものね。ビティスも薬のお陰ですっかり甘えたな雌モードです…ふふ。ええ、本当に。それだけ感度上がってれば、好きな相手からキスなんてされたらもう骨抜きになっちゃいそうですね(笑))
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