ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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や、っ…!さわ、な、ぁ…っ!
(願いを、縋る心を、否定するような声が注がれた耳に、歯の当たる痛みが走って。その刺激すらも熱の溜まる要因となり、口腔への無遠慮な快楽と共に思考を乱し、感情さえも掻き回されて。それでも、男の手が己の身体を這っていく感覚を捉えれば、触るなと言葉で牽制しながら、震えて余計に官能が走る両手を必死になって引き抜こうと藻掻き。だが抵抗も虚しく、腰に辿り着いた指が背の際に触れかけた次の瞬間、何かの破壊音と共に全ての刺激は止んで。その続け様、聞き慣れた気のする破裂音が響いたかと思えば、背にあった男の重みすら消え去り)
……ノア、兄…?
(快楽と薬にすっかり鈍らされた頭は未だ事態を飲み込めず、只焦点の曖昧な視界に映る姿の名を、譫言のようなぼんやりとした荒い吐息混じりに呼んで。夢か、幻かとその存在を疑いほんの僅か腕を上げれば、それより先に目の前の相手が此方の髪に触れて。その優しい仕草に、柔らかな声に、それから掛けられたコートの匂いと身体を抱える力強さに、ようやっと愛しく大事な人が此処に来たのだと確信し、安堵に落ちる額を相手の身体に伏して凭れさせ。そうして何の気も揉まずに身を預けられる其処で、経緯はどうあれこの状況まで道を繋げたであろう、自身の意を目一杯汲んだ副隊長と、その行動に共した部下への労いを誰知らずとも約束した後は、相手に甘えて身の重さを全て預け)
……テッドも、みんなも、あとで、褒めてあげないと、な…
(出立の直前、此方の騒動を聞き付けたらしい組織の頭が拠点の出入り口にて待ち構えており、その事に一瞬怒りが飛ぶ程の驚きに見舞われて。だが、その騒動の要である青年の親として頼まれた事に、未だ些か惑いながらも引き受けて。それから急かす部下達に追われて今度こそ拠点を出発し、情報担当の示した廃ホテルに着いたその瞬間から、予想通り相手は雑魚を無視しての突貫に走り。それを特別気にした様子も無く、淡々と簡単な指示を、部隊の班別に出した後は、己も珍しく衝動に任せて敵地へと乗り込んで)
「『……あ。そうだ、ノアに伝えねぇと』」
(長いようにも短いようにも思える侵攻の後、まだ彼方此方で破落戸達の悲鳴が聞こえる中、ふっと頼まれ事を思い出し。顔には返り血、片手には敵から奪った鉄パイプ、もう一方の手には今しがたその凶器で殴り倒し引き摺った男、という乱闘の名残が残る出で立ちで建物内を探し回り。時折襲ってくる気概のある敵をパイプで薙ぎながら、唯一壊れているドアの奥を覗けば、目的の人物と主犯格らしき男との一方的な揉み合いが見え。そこに臆する事無く声を掛けつつ、無事救助されたらしい青年の様子を窺わんと、相手の腕に収まるその身へ視線を遣り)
「…ノア。ちっと取り込み中に悪ぃが、ボスからの伝言だ。【もし君が無事に目的を果たせたら…報告は無用。そのまま安全な所まで帰ると良い】、だそうだ。…まあ、アンタら二人に怪我や異常が無ければ、という条件付きだがな」
(/ふふ、そしたら「まあ、それは俺も同じだなあ」とかけらけら笑いながらいちゃついて、そのまま美味しく暗転してるでしょうねぇ(笑)ええ、それでお相手ににやにやされながら、大人しくリードを奪われて、暫くはお相手に真っ赤になるまで揶揄される羽目になってそうです(笑)いえいえ十分格好いいですとも!ノアさん最高のヒーローですね!!(笑)ですねぇ。一方ロジェの方も、独占欲が爆発して滅茶苦茶に痕付けまくってそうですし、何なら気まずく距離置く間は、リアム君に痕を見る度ロジェとの快楽を思い出してもらいたいですね(笑)そりゃあ恋人のあられもない姿見たらそうなりますよね…部屋に戻った後が楽しみです(笑)いやぁ、寧ろビティスを絶対手放さないという意思表示のようで大変宜しいですね。さて、では主犯さんの命が無くなる前に止めさせて頂きましょうか(笑))
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