ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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ははっ、確かに。何だったら、当日にノア兄ちゃんを見ただけで泣いちゃいそう
(未来への言葉に返ってきたそれは、すっかり理解した彼の気質から容易に想像出来てしまう事で、込み上げてくる可笑しさに思わず噴き出し。話題の彼とは意地の張り合い、言い争い、成果の競り合いこそすれど、そこに付随する感情に淀みは無く、その繋がりは好敵手や喧嘩友達に近いもので。だからこそ、相手の口から出たその名前に顔を顰める事はせず、寧ろ更なる予想を返してはけらけらと朗らかに笑い。その軽い声が治まるのと同時、また動き出した車外の景色に、自身も正面に視線を戻し、そのまま別の話に花を咲かせて)
(暫し経った日の事。式の日程も無事決まり、後は式への招待や会場での席に関する諸々等仕上げを詰めるだけとなり。無論自身もそれに努めんとして、しかし通訳も兼ねた護衛を幹部から頼まれ、些か渋りつつも仕事を引き受け。朝早くから昼前までの、比較的短い時間の護衛、その対象である要人の行き先は国際色豊かな会合で、其処で護りに気を張るのは勿論、様々な言語の変換、加えて会合の場で出される飲食物の安全確認に鼻まで使い。ただ盾として傍に控えるのではない、五感全てと翻訳を各々の方面に活用するその仕事は、脳に入る情報も脳から引き出される情報も多く、何事も無く終わり拠点に戻った後も昂る神経を上手く鎮める事が出来ず。未だ解けない警戒が滲む顔のまま、通路を歩む途中に会った部下に一つ言付けて、自身は人気の無い端の仮眠室に入り)
……ノア兄…
(報告書や他の書類仕事も後回しにドアを閉め、自分が立てる音以外は耳を刺激するものが無くなった途端、ずるずると壁伝いにその場に座り込んで深く息を吐き。抗争程ではないにせよ、ぴりついて何処か衝動的になる頭の中、思い出すのは幼馴染みの子守唄で。…声を聞きたい、触れたい、触れられたい。あの自身を強く優しく包む腕が無性に恋しくて、無意識と唇から名を溢した次、ポケットから携帯を取り出し。会いたい、とたった一言のメッセージを打ち、送ったその後は、冷めない頭を抱えて一人明かりも点けない部屋で蹲り)
(/それで揶揄する皆の口も塞いで回る羽目になって、困った(ただし満更でもない)狙撃手君が「なんで俺の良い所独り占めしてくれないんだ」って、ベッドでリアム君に問い詰めてそうです(笑)「またこの人達は…」って呆れと諦めが混じった溜め息吐かれてそうですね(笑)そしたら「ノア兄ちゃんのその顔が見たくて、つい」なんて悪戯っ子の笑顔で返してくるでしょうし、家族への惚気止めるのに何か(ベッド上での)おねだりしてくるかと(笑)そりゃあもう仕事場のカップル達から滅茶苦茶揶揄されるでしょうし、それに対してちょっと赤い不機嫌顔で反論(物理)するでしょうねぇ……ええ、何だかこの二人はその方が自然な感じが致しますね(笑)ええ、此方としてもその流れで問題ありません。ひとまず時間を飛ばして、仕事中にノアさんと連絡を取れるような形に描写させて頂きましたが…何かありましたらリテイクも可能ですので何でも仰って下さいませ!)
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