ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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「おや、ご丁寧にどうも。ワイン…葡萄と言えば、我が子ビティスの名にも縁有るもの…これは良い物を貰いましたね」
(我が子程ではないにせよ、やはり緊張の見える相手の家族へ、紹介に合わせて順繰りに目を巡らせ。不在の者に対して一度ゆっくりと頷く事で答えとし、ふと差し出された袋にまた視線は移り。片手は袋の取っ手に、もう一方は底を支える形で丁寧にそれを受け取りながら、中身についての説明と贈答に礼を告げ。口に合えば、等と話す二人に対して、一つ雑談混じりの言葉で不安を拭ってみせつつ、そっと袋を片手に持ち替え)
「それから…今日の私はご子息の上司ではなく、一人の親としてご挨拶に来たのです。社長様などと、そう堅苦しく呼ぶのは止して下さい。レイフ、で結構ですよ、ラザフォードさん、フランシスカさん。…勿論、レオナルド君も」
(続けて、どうにも解れないその場の空気の強張りに声を上げ、愛し子の身の固さも溶かす事を兼ねた、努めて柔らかな音で呼び方を指摘し。自らその手本となるべく、真っ先に教えられたその名を口にして、家族三人各々と順番に目を合わせ。次いで一つの咳払いの後、少しばかり照れたように眉を下げて笑い、整えた髪型が崩れぬ程度に頭を掻きながら、ジョークめかした軽妙な色で予定を告げては、髪にあったその手を座席に向けて着席を促して)
「さて…実は私、めでたい二人の自慢話が出来るからと、今日一日丸ごと空けて来たのですよ。同時に、貴方方から息子の婚約者君に関する話を聞けるからとも…ですから、長い話の前に先ずは座りませんか?」
(/ええ、本当に箸休めに丁度良い二人ですよねぇ…たまにちょっとほろ苦い所があるから尚更に…(笑)ふふ、それで次の日の仕事中、隠しきれてない痕を指摘されて、「いやちょっと盛り上がっちゃって…」なんて狙撃手君が曖昧に誤魔化してる所にリアム君が来て…とかありそうです(笑)まあビティスとしては晒してもらえる方が嬉しいでしょうし、ハイネックとか首を隠す服をノアさんに着られたら不機嫌になりそうでもありますが(笑)ふむふむ、頭の回る子なのですね…そしたら気持ち良さそうに目を細めて「もっと」なんて頭をノアさんの手に押し付けてそうですね(笑)ふふ、テッドも暫くはそれが心地好くて、愚痴るより無言でそれを受け入れてそうです……なるほど。頭脳タイプなら、表向きの役職でも裏の仕事でも立ち回るの上手そうですし、背広が似合うのも納得ですね(笑))
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