ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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……聞いてたんだ?
(思い出話に相槌を打って、懐かしさに次を繋げんと息を吸ったその矢先、相手の声が次第に弱まっていき。それから夜が訪れて灯りに乏しい車内でも、はっきり解る程赤い顔から告げられる、歯切れ悪い言葉。…可愛い。真っ先に浮かんだ感想の後、沸々と湧く悪戯心をにやけた口許に表しては、揶揄を含めて低めた声で、昼の出来事に確認を問い掛けて。だが、その答えは恋人の顔に書いてあるも同然で、それ故返事も待たずにまた唇を開いて)
…あれでも、まだまだ言い足りなかったんだよ。俺の大事な婚約者の事、あれっぽっちじゃ半分も話せてない
(不満に対して返した理不尽な文句の音は甘ったるくて、顔も昼の惚気と同じく情けない程煮崩れて。信号待ちに止まった車中、ベルトに守られる身体を少しばかり相手側に寄せ、口付けたいその横顔へ、唇の代わりに指を伸ばし。つん、と人差し指で色の濃い頬をつつきながら、蜂蜜のような幸せと愉快さを混ぜた笑い声で、もう一つ理不尽めいた冗談を真っ赤な婚約者に放り投げて)
…それから。もしノア兄ちゃんが報告出来なかったら、俺が全部喋っちゃうからね。……なーんて
(/しこたま喧嘩した後、ビティスはテッドに、ノアさんはドルフ君に仲直りの相談してそうですし、テッド達二人とも「またか…」的なちょっと雑な対応してそうです(笑)ええ、スキンシップの心地好さでお互い二度寝しかけつつ、その日の朝食のリクエストとか聞いてそうです…まあ忠犬にならざるを得ないですよね、この環境とノアさんの人タラシの才能が揃ってしまえば(笑)「首は気持ちいい」ってしっかりばっちり刷り込まれましたからね、ベッドで…ふふ、漸くですからねぇ、ビティスの初めてを確り味わってほしいものです(笑)むしろそうでなくては、ノアさんが困りますからねぇ(笑)ええ、なので何の心配も無く、ノアさんにはビティスに溺れてもらいましょう(笑))
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