ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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ん、ぅ…
(思考が徐々に働かなくなって、それでも、と口を開いたその矢先、相手の両手が動き。それは、昔も今も抗い難い、今日の終わりを渋る自分に与えられる眠りへの誘いで、それに力の抜けていく身体は必然的に相手へ寄りかかり。幼馴染みの腕の中で聞く優しい声は耳に沁みて、背を叩く速度は鼓動と同じ早さで、頭を撫でる手も何もかもが心地好くて。眠気への抵抗をすっかり奪われてしまえば、後は甘えるように相手に頬を擦り寄せ、とろりと瞼を閉じて)
……じゃあ、帰ったらノアの事、ぜーんぶ、食べるから、ね…
(しかし最後、眠りに落ちる寸前、聞き逃す事などしなかったその要望に、のそのそと鈍い動きで恋人の耳元へ唇を当て。吐息が直に当たる距離にて、望まれた事への答えを途切れ途切れに紡いだ直後、その反応を見る前に完全に意識は落ち、後には静かな寝息だけが相手の耳を擽り)
レーオ君、あーそーぼ!
(翌朝、泣き疲れていたのもあって深々と眠り、普段よりも少しばかり遅い時間に起きて。すっきりとした目覚めに、布団から抜けた身体を目一杯に伸ばした後、先ずは相手に、それから部屋を出た先の相手の家族に挨拶をして。間も無く始まる朝食までの間に顔を洗い、また皆と同じテーブルで食事を行ってからは、暫しの自由時間で。相手と過ごす事も一瞬考えて、しかし今は懐かしさとの刻を欲して、席を立った友の傍へと近寄りながら、幼い頃に使った口上で遊びを誘い掛け。それから、こうして声を掛けたもう一つの理由も付け足しては、昨日の一通りの騒動を思い出して苦く笑い)
…あとついでに、今のレオ君の事色々教えてよ。ほら、昨日は俺やノア兄ちゃんの事ばっかで、あんま話出来なかったし
(/その時はなるべくビティス達と話をしないよう、テッドらが物凄く注意を巡らせてそうですね(笑)ふふ、お泊まりの時にもテッドがずっとお説教して、その内ドルフ君に黙らせられてそうです……ええ、テッドはやる事為す事基本素直じゃないですし、甘えるのも物凄く不器用なので、イメージとして(笑)「なら、俺だけ見てて」って甘えるようにおねだり(ただし抱き潰してる真っ最中)するでしょうねぇ…そもそもビティス達はデートより同棲のが先でしたからね、あんまり参考にならないかと。その点テッド達は参考資料(雑誌とか)出して的確に助言してくれそうです(笑)ではでは、飛ばさせて頂きました!とりあえずレオ君を遊びに誘った感じですが、まあ適当な所で惚気話に移行出来ればと…(笑))
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