ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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(名を呼ばれて窺った恋人の真っ赤な苦い笑いに、悪戯を仕出かす子供のようににんまり口の端を上げつつ、繋がった手の動きに従い車に乗り込んで。相手の通話を待って、示されたハンドサインに小さくも拳を作り顔の辺りまで挙げ、相手とその母の会話を邪魔せぬよう無言で喜びを表した後、発進した車の中、相手の実家に着くまで暫し昔話を楽しみ)
…ん。解った、行ってらっしゃい。…レオ君とちょっと遊んで来よっと
(目的地に到着し、ぱっと上げた目が相手とぶつかり、次いで此方が口を開くより先に告げられた言葉に、少々眉が寄って唇が尖り。それは相手の電話内容から予想出来た事で、だがやはり友と相手とは三人一緒が良かったと、どうしようも無い不満がさせた仕草で。しかしそれも数秒ばかり、直ぐ様了承の意を返せば、片手をひらりと振る動作で買い出しに行く相手を送り、自身は車を下りて一足先に相手の実家へと帰宅して)
(屋内に入ってすぐ、宣言通りに友を遊びに誘って、買い出しを終えた相手が戻り、夕食が出来上がるまでの間二人遊びと歓談に耽って。次に友と相手と、相手の両親とテーブルを囲んで、満腹になるまで目一杯食事を味わってから、シャワーで一日の名残を洗い流し。その最後、相手の作ってくれたココアを片手に、リビングのソファーでまた友と想い出を話し込んで、マグカップが空になったのを切っ掛けに改めて寝仕度に立ち上がり。その場の皆に就寝の挨拶を告げてから、相手の言いつけを守ってきちんと歯を磨き、割り当てられた寝室である場へと向かい)
……今日はあっという間だったなあ
(相手と睦み合う以外は、後は眠るだけ。その為か態々部屋の電気を点ける気にはなれず、月明かりに充分に照らされたベッドの上に座り、そのまま上体をシーツの海に放り出し。見えるのは天井だけとなった視界の中、深く深く、肺の底から残さず息を吐き出しながら、一つ呟いては目を細め。それから緩やかに天井へと両手を伸ばし、マメや細かい傷跡に荒れた自身の手の皮に、あの日の事件から過ぎた月日の長さを想って。同時にほんの少し、笑いと戸惑いを含んだ声で、今日一日起きた出来事への感情を静かに零し)
…俺、あんな風に昔を振り返れるなんて、思わなかったな
(/無理矢理でも無い事は無いでしょう。その人きっと、いつも恋人の写真を持ち歩いてて、たまに恋しくなって眺めたりしてそうです(笑)恥ずかしがってももう遅い、ですね。何なら力一杯ドルフ君の手首を両手で押さえ付けて、翌朝うっかり手の痕が残ってたりしたら個人的に好きです…まあテッドが抱かれるかどうかはドルフ君の気持ち次第なので…それでも羞恥が邪魔して声を堪えようとして、最終的にテッド側からの強引なキスで自分の口塞ごうとしそうです(笑)ノアさんにはちゃんと自覚を持ってもらいたい所なんですがね…ふふ、ありそうですね。それで翌朝、ホテルかリアム君と狙撃手君どちらかの自室のベッドに共寝(しかもお互い服無し)した状態で目を覚まして、もう一悶着してそうです(笑)お言葉に甘えまして、二人きりになる所まで飛ばさせて頂きました!いやあ、レオ君にビティスが(ノアさんである事は伏せた状態で)恋人を惚気るのも捨て難かったですが、早くプロポーズしたくてですね…(笑))
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