ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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「…ふっ、何だそりゃ。素直に本読みゃいいのに、何変なトコで意地んなってんだか……まあ、努力で段々食えるもんになってくだけマシか」
(少しの間の後、己の催促に応えて口を開いた彼女の声に耳を触れさせつつ、軽い相槌も打って。やがて音が消え入った辺りで、その話で思い浮かんだ友の行動へ込み上げる可笑しさに、思わず小さく噴き出し。次いで混ざる愉快さはそのままに、抱いた感想を独り言染みた色で落とし、だがその続け様には彼の長所も認めて。それから治まりきらない笑いに顔を少し背け、カウンターに突いていた頬杖を離し、口許をその手の指先で押さえて、くつくつとした音を喉の奥に留め。五秒程経てそれを鎮めた後、運ばれてきた珈琲のカップに一度口を付ける事を区切りとし、また彼女に向き合って。続けて、今度は要求ではなく、ただ先の話に関する問いを少女へ紡いで)
「……兄貴の作る料理は好きか?」
(/ふふ、それでビティスがベッドで、「もう、顔見ないで」って背けた困り顔を耳まで真っ赤に染めて、たじたじになっちゃう感じになるかと(笑)そしたら焼きもち妬いてくれた嬉しさで拗ねてたのも忘れてにやけながら、「取られる訳ないだろ」って思い切り抱き締めてキスの雨を降らせるでしょうねぇ(笑)ではでは、もうそろそろ…適当な所でお電話ですね(笑)ふふ、お話の間は二人とも「今が一番幸せ」って顔してそうですねぇ…(笑))
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