ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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「よし、交渉成立だな。道端じゃアレだし、どっか店でも、って言いてぇ所だが…アンタをあんま連れ回したり、知らねぇ店に入ったりすっと、面倒事が起きそうだしな…」
(安堵に弛んだり緊張に強張ったりと、己の言葉一つに忙しなく変わる表情にまた彼女の兄の影を見つつ、得た了承に此方も頷きを返して。それから先程より己達の立ち話に何度か向けられている訝しげな目を見回し、その居心地の悪さに掻いた頭の中に巡るのは、何時ぞやに年下の上司と出掛けた際の出来事で)
「…とりあえず、駅前の珈琲屋行くか。彼処なら顔も利くしな。今の内に何話すか決めとけ」
(…あれの二の舞は勘弁だな。誘拐だと騒がれ、警察沙汰にさえなった苦い記憶に溜息を混ぜた声で悩んでは、一先ず顔見知りの居る専門店を話の場に決めて。少女にも目的地を伝えてから踵を返した後、歩を踏み出す前に自らの顔の横で指を動かし手招く仕草をし、付いて来いと言外に告げて。続け様、ほんの少し振り返った顔から視線を流し、飲み仲間の弱味への期待に端の歪んだ唇から、仄かに邪に色付いた音でもう一つ意地の悪い案を彼女に振って)
「…ああ、何なら、道すがら話しててくれても構わねぇぞ」
(/ええ、そしたら「言ってはほしいけど、愛したいんだよ」って悪戯な笑顔で返して、そのままノアさんを美味しく頂く事になりますね(笑)ですねぇ。その日の晩、テッドは何にも言わないけどドルフ君の肩を片手でがっちり捕まえているでしょうし、ドルフ君が動こうものなら「どこ行くんだ」って引き留めにかかったりしそうです(笑)ふふ、そしたらべたべたに甘やかしまくって、動けないノアさんをお世話しながら、「…元気、出た?」ってノアさんの顔を覗き込んで、前日の質問の続きまでしちゃうかと(笑))
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