ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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「…ああ、確かに伝えとく」
(もやもやと落ち着かない心地に、無意識と煙草を求めて下唇を指先で摘まみ、煙を揺らす代わりに其所へ爪を立てながら彼女の声に耳を傾け。託される言葉の余韻まで待って漸く、自らの仕草に気が付いて口許から指を離し、次いで頷きをもって言伝を受領して。…危険さえ省みず、一心に信じて求める彼女達の姿。それは妙に腹立たしくて、苛立たしくて、けれども無下には扱えない。羨望、と気付きかけた感情に蓋をするように瞼を閉じて自らを律した後、再び開いたその目に彼女を映して)
「……さて、俺だけ訊かれっぱなしに頼まれっぱなしってのも、どうにも収まりが悪ぃ。手間賃、貰わねぇとな」
(感じたものを全て奥底に押し込んで、表面上の平静を取り戻せば、表情の険も、彼女を見据える視線の棘も抜けて。それから仕切り直しに一つ声を上げ、口の端だけをにやりと吊り上げた顔付きで、今度は此方から対価について言及するも、それは直接的な金銭ではなく、他でもない彼女自身の記憶で。…どうせなら、伝言ついでにアイツを揶揄ってやる。今日この場で芽生えたやり場の無い苛つきを、そんな些か理不尽な意地悪に昇華しつつ、彼女に言葉の代価を求めて台詞を紡ぎ)
「…アンタが知ってるアンタの兄貴の話、何でも良いから聞かせろ。…失敗談なら、尚良い」
(/むしろ「お嫁」くらいの呼び途中でキスして塞いで逆転して、そのままチョーカー外しながら「やっぱりノアにお嫁さんになってほしいな」って服を剥がそうとしますね(笑)そしたら顔逸らして「……当たり前の事訊くなよ」って素直じゃない肯定してくれるかと(笑)ふふ、それでビティスは首傾げながらも、「…今日は甘える?」って元気の無いノアさんの頭や背を撫でて甘やかしにかかりますね(笑))
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