ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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っ…ノア。全部、喰わせて
(相手の肌から立ち上ってくる匂いが、噛み付く身体を甘く感じさせて、ろくな抵抗が無いのを良い事に、したいままに齧り付き。己の視界の隅で動く喉から落ちる声は苦痛とも官能とも取れて、それが纏う艶めかしさに恍惚と目を細め、しかしふと聞き取った音に顔を相手から離し。真っ当な言葉としては成り立たない単語の隙間を、己の都合の良いように埋めては、その意味に思わず恋人を抱える手に力を籠めて。…ああ、望まれている。自分を、この行為を、望まれている。全身を包む悦びに一度ぶるりと大きく身震いしたその後、膨れた欲に任せて恋人の肢体を貪って)
(翌日、昼を過ぎた時刻。ふっと持ち上がった意識に瞼を開き、眠る際に相手を抱き締めた時の体勢で、暫しぼんやり正面を見詰め。だが、数度の瞬きを経て覚醒へと至れば、同時に昨晩己が相手にした事も一気に蘇り。…恋人を喰らってしまいたくて、何度も何度も身体へ噛み付いて、情を交わす最中でさえもそれは止まらず、終いには喉に歯を立てたまま事に及んだ記憶。愛を注ぐ回数も普段のように一夜一度では収まらず、覚えがあるだけで三度はした記憶。事が終わって尚鎮まらない興奮任せに、相手の両腕の端まで齧った記憶。そのどれも全てが優しさとは掛け離れていて、顔から急速に血の引いていく冷たさを感じながら、それには構わず慌てて身を起こし)
………あ…っ
(シーツ上に座って掛けていたそっと布団を捲り、服を纏わない恋人の身体を確かめれば、己の行った行為の痕跡が彼方此方に散らばって。酷くとも傷にはなっていない、しかし所有痕と呼ぶには痛々しい痣と化した箇所も見られ、自らがぶつけた欲の大きさを知って。頭の中を巡る深い悔いと恐怖に身は強張り、表情は泣く寸前のような怯えた色に歪んで、知れず掠れた声が微かに洩れて。今更ながら相手の無事を確かめたくて、けれども凍った喉は上手く名前を呼べず、只震える指先でその肩にある歯形の一つをなぞって)
(/それで後日素面の時に呼んで拗ねられたら、「この前は甘えてくれたのに…」ってついボソッと言っちゃいそうですね(笑)ふふ…テッドはそれに驚きつつも、キス中に頭撫でたり抱き締めてやったりしてドルフ君の損ねた機嫌を直す事でしょうね。あと、その内一緒に居る時に煙草吸いたくなったら、先回ってキスしてから行くようにし始めて、ドルフ君から「違うそうじゃない」ってもう一回拗ねられてそうです(笑)余程の事が無い限りは確実にビティスが上でしょうからね。ノアさんが上になれるのは多分、十回に一回くらいの割合なのでは…(笑)では、飛ばしましょうか。ビティス、だいぶ自分の行動を後悔しております(笑))
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