ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
通報 |
んぅ、あ、ぁ…っ!ノア、に…っ
(名を紡ぐ恋人の甘い声が、掛けられる優しい言葉が、己の思考回路から躊躇いを取り払い。追って背を這っていく両の五指が先程よりも強い感覚を与え、今度はびくびくと大きく身が跳ね、喉からは嬌声と絡み合った恋人の名が零れ。反射的に頭を抱える腕に力が入って、だがそれは直ぐ様解け、顔も手も一度相手を離れ。次いで早まった心臓が回す欲の火で溶け、赤く染まる顔で恋人を見詰めながら、離した両手を今度は相手の胴へ回して)
っ……ノア、こっち来て。もっと、触って…キス、も…
(触れたい、触れられたい、甘えたい、愛したい、欲しい。…俺もノア兄も滅茶苦茶になるぐらい、溶けて、蕩かして。遠慮の枷が外れた頭から叩き付けられる衝動が、荒れ始めた呼吸の洩れる口から無意識に欲求を幾つも落とし、両腕も捕らえた相手の身を苦しい程に締めて。そのまま己の匂いで満ちるベッド上に愛しい人の身体を収めてしまいたくて、先ずは相手を持ち上げんと背後に向けて身動ぎ。だが、火傷痕から腰へと抜ける快楽と、肩口にある傷の微かな痛みに思う様にはいかず、ただ欲と感情が急いて苛立ち。それにもどかしさと焦りが滲み出した色で何度も名を呼び、徐々に力が弛んでいく手で懸命に相手の服を掴まんとして)
…ノア……ノア、ノア…っ
(/ふふ、何なら夢と現の境が解らないくらいまで蕩けてもらいます(笑)まあ、この二人ならそれでも良いですかね(笑)そしたら、「アンタにはこれで充分だ」って自分の吸った煙を見上げる顔に吹き掛けて揶揄ったり、恋人になった後なら煙を口移ししたりするかもしれませんね(笑))
トピック検索 |