ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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(警棒を振るう度、引き金を引く度、己達を害さんとする敵は確実に減り、やがて此方に武器を向ける者は残らず居なくなり。最後の一人が動かなくなった事を確認して尚、上がった熱は冷めず、荒い息にもそれを吐き出せば、ヘルメットのシールドが曇ってしまい。そうして自らの息で視界が遮られ、煩わしくなるその被り物を取り去った直後、足音を耳に捉えて。ばっと反射的に音の方向に顔を向け、相手の存在を認めたその瞬間、思考全てが赤く塗り潰され。…壊したい。あの首も、腕も、脚も、胴も、無防備に近付くあれの何もかもを滅茶苦茶にして、蹂躙して、それから、それから。元の昂りも相俟って瞬く間に重なり膨れたそれに武器を持つ手には力が籠り、破壊衝動と本能ばかりに支配されて瞳孔の開く目は只相手を映し、だが行動に移す寸での所で聞いた声によって我に返り)
…………それ、は、ごめん。でも、今は、離れて
(…今、何を考えて。自らの衝動に感じた恐ろしさで狭まった喉から、ひゅくっ、と呼吸をし損ねた奇妙な音が鳴って、次いで抱く感情を隠し、腹の底に収めんと相手から顔を背けて。続けて幾度も空振りするその唇から、抑え込むような震えた不自然な声で相手への返事を何とか紡いだその後には、相手からも部隊からも離れるべく、仲間達の居る方向とは反対側へと大きく足を踏み出して)
(/ふふ、そう言われたノアさんの反応が楽しみですねぇ(笑)ええ、お互い好きでどっぷり嵌まって堕ちてるのですから、宜しいかと(笑)ビティス的には止めたい所なのでしょうけれどね…まあ、それもノアさんの良い所なのですが(笑)おやまあ…ノアさん、あんまり不用意に今のビティスに近寄ると色んな意味で襲われてしまいますよ(笑))
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