ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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「…ハッ。 まあ確かに、アンタの方が髪一本分ぐれぇは柔軟か。俺がすっ転んだアンタに手ぇ差し出したら、アンタは払わねぇで握ってきそうだもんな」
(己の寸評に言葉が返って、それから続く一部の否定を鼻で笑って飛ばし。次いで片側の端だけを上げた唇で紡ぐのは、やはり揶揄をたっぷりと含んだ一割程度の肯定で、その根拠足る駅前広場での出来事も、彼の弟の様子も交えてさらさらと話し。その最後に思い出したあの表情と、眼前の柔らかな表情とが不意に重なって、それまでの笑いが緩やかに引いて)
「……んっとに厄介だ、アンタは」
(一度は安堵した筈の少年の態度に今更胸がざらつき、その感覚に思わず目の前の青年から目と顔を逸らして、深々と溜息を落とす顰めっ面を彼から隠して。…似てる、からか。少年と重なった原因と、それに妙に苛立つ原因とを兄弟故の面立ちの相似に見出だし、堪らず舌を打っては、愚痴か文句のような低い呟きを吐き出して。続け様がりがりと頭を片手で乱雑に掻き回しつつ、数秒間を繋ぐ不明瞭な音を洩らした後、ほんの僅か気まずげに、しかし普段通りを装ったその音で話を切り替えて)
「あー…今から行く店、良い店だって聞いたが、どういうトコだ?」
(/ええ、「もうこの人無しじゃ駄目なんだ」ってお互いに思っている事でしょうねぇ…(笑)ですねぇ…良いですねぇ。メッセージと一緒にアルバムに入ってて、手渡されたそれを見た瞬間懐かしさと嬉しさと切なさで号泣してしまうビティスが見れそうです(笑)その心配を受ける度に「ノア兄ちゃんが思ってるより俺は丈夫だよ」って、キスして安心させようとするでしょうねぇ(笑)ふふ、ビティスとしては新鮮で嬉しいかと。何せ、好きな人の新しい一面を日々知っていけているので(笑))
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