ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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(頼みを受け入れた相手が耳に注ぐ熱が、身体を巡って心臓を揺さぶり、また今すぐにでも相手を捕らえてしまいたい衝動に駆られて、思わず掴む手の指先に微かな力が籠って。しかし、離れる相手の気配に合わせてそれを緩め、期待に問う声に染まった頬で頷き。それから言った事を実行に移すべく風呂場へと向かい、既に火照る身体に付いた仕事と騒動の名残達を、何処か急いた動作で洗い流していき)
…ノア兄ちゃん、お待たせ。……で、えっと、その…
(何だかんだと三十分は過ぎた頃、髪を乾かし服も部屋着に着替えて、立ったのは待ち合わせ場の自室のドア前で。とんとん、と二度の軽いノック音を断りの代わりにドアを開き、先に居る相手の元に真っ直ぐ歩んでいき。徐々に互いの距離が近付いていくにつれ、妙な緊張に鼓動が早まって、表情も少しばかり強張っていき。それでも約束と情動に身体は動き、相手の直ぐ隣へと腰を下ろして。そこで改まって顔を見合わせ挨拶を告げた後、落ち着き無く揺らしては曖昧な声を洩らし)
……甘えて、いいよ。してほしい事、何でも言って
(恋人を、甘やかす。それ以上の事もとっくに済ませているのに、いざそれを意識してみれば、何からすべきか迷ってしまい。ただ思考より先に動いた手は、僅かな躊躇いの後に相手の頭へと伸び、滑らかで手触りの良い薄茶の髪を掌で辿りながら、愛しい人の頬に音も立たぬ程優しく柔く口付け。そのまま耳元に唇を寄せてもう一つキスを落とし、これからの甘い時間の始まりを辿々しく囁くのと同時、些かのぎこちなさと共にもう一方の手も相手の背に回して)
(/それで翌日急にお休み取って、一部のメンツに「またか…」ってリアクションされるのがお決まりのパターンですね(笑)ふふ、また愚痴が増えてしまいそうですねぇ…それ聞いたメンバーが「あ、これは駄目だ」って結局テッド達の方に相談する感じになるでしょうね(笑)では改めまして、緊張気味のビティスからいかせて頂きます(笑))
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