ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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(自身の頭から湯気が立ちそうな程に温まった身体を、先ずは準備されていたタオルで拭いて水気を取り去り。次いでタオルの隣に置かれていたシャツを持ち上げ、それを広げた所で覚えた違和に首を傾げ。服を持つ手でその表裏をくるくると何度か返し、それから近付けた鼻先に微かに届いた、相手の匂いに違和は確信に変わり。…間違えたのか、それとも。浮かぶ可能性は悪戯心に直ぐに掻き消え、迷う事も無く相手の服に袖を通して。己よりも一回りは大きいその服は、元よりゆったりとした部屋着である事も相俟って、普段以上に首回りが緩く開かれ、裾は己の股よりやや下に届き、袖も掌が隠れてしまう程には長く。続いて履いた相手のズボンがずり落ちないよう絞ったウエストは、自らの腰回りの肉付きが少しばかり悪い事を余計に自覚させられて、些か不満げに唇を尖らせ。しかし、それも身に付けたものから仄かに漂う匂いにすっかりと薄められ、思わず頬を弛めて鼻唄を歌いつつ、髪を確と乾かして相手の元へと向かい)
ノア兄ちゃん、風呂上がったよ
(一度出入り口に立ち止まってリビング内を窺い、相手の姿を確かめてから、軽やかな足取りでその傍へと小走りに駆け寄り。それと殆ど同時、注意を此方に向けさせんと相手に声を掛けて。そこから数秒後、少々だぶつく袖から覗く指先で、悪戯ににやつく口元に触れながら、照れの色を僅かに混ぜた笑みのまま、一つ期待に満ちる問いを相手に投げ掛けて)
……この服、どう?
(/ふふ、どこまでいっても甘々ですねぇ、この二人は(笑)ノアさん一家めっちゃくちゃ驚くでしょうね…何せ行方不明だった子が自分の息子とひょっこり帰ってくるのですから…(笑)組織のボスですからね…まあ、秘書だって言えば、護衛が付いて来ていてもぎりぎり大丈夫…ですかね?(笑))
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