ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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(笑われた、と聞こえた相手の声に尚の事顔に赤色を注いで、一刻も早く逃れんと藻掻いたその矢先、ふと頬を擽った感触に思わず動きを止めて。それから数秒、逸らしていた視線をゆっくりとそちらへ向ければ、其処にあった相手の此方を見る甘い表情に、強く胸を締め付けられる感覚を覚え。…もう、堪んないくらい好き。どうしたらいいのかと憤りさえ感じてしまいそうな愛しさから一瞬言葉が喉に詰まって、もう一度この腕にその身を閉じ込めたくなる衝動にぐるぐると小さな唸りを口内に零し、相手を抱いたままの片手が微かに震えて)
……えと、じゃあ…その、お願い
(しかし、その衝動はまたも腹の虫に邪魔をされて。二度目のそれにすっかりと気を削がれてしまえば、今度こそ両手を離して相手を解放し、そのまま重なった身体から緩やかに退いて、ソファーを立ち上がり。次いで、未だ羞恥に赤さが頬に残った顔を再び逸らし、もごもごと歯切れ悪く手伝いの了承を伝えつつも、愛しい恋人の支えをせんと片手をその眼前へと差し出して)
「……んで、これがこっちの来週の予定表。後で他の面子にも見せとけ。それと、うちの連中は個々で急な仕事も入る事も結構あっから、細けぇ所は当日の朝隊長に…」
(前回の休みより数日経った週末の終業間際。此方の部隊の予定表を丁度その場に居たメンバーの一人に渡し、必要な事項を淡々と告げていくその最中、たった今口に出した青年の存在に一度言葉が止まり。…他でも無く思い出した、やけに距離の近くなった青年と、その恋人である彼らのリーダーの姿。加えてそれに嫌でも巻き込まれた数日の記憶に、元より不機嫌に眉の寄った顰めっ面が尚一層厳しくなり。そのままの顔で三秒程、唇を引っ掻く仕草と共に沈黙した後、深々とした溜息を一つ吐き出し)
「……いや、ロビンに聞いてくれ。あと、報告書の…」
(呆れか疲労かも解らぬその息の次、先の自身の言葉を取り消して、部隊の待機場からまず動く事の無い情報担当の隊員を代わりに指定し。加えて彼らの書類についても幾つか事項を述べたのを今日の仕事の締めとして、定時には彼是と自身のデスク回りを片付け、然して動作の多くも無い帰り支度を、疲れからか些か鈍い所作と人の近寄り難い険しい顔で行っていき)
(/ええ、何せとびきりの甘さですからね…(笑)ふふ、ありそうですねぇ。妹ちゃんも、二人が来たらちゃんと気を遣ってお出掛けしたり、自分の部屋に戻ったりして存分にいちゃつけるようにしてくれる事でしょうし(笑)そうですね、個人としては…以前寂しい時に会っていた人達の事もあって、道を尋ねた女性への対応が妙に手慣れてる(もしくは距離が近い)ノアさんにビティスが不安になって、そのまま家に帰って寝る間際まで様子のおかしいビティスにどうしたのかノアさんが尋ねたら…とかって感じのをイメージしておりました(笑)それでは、場面の切り替え、させて頂きます!)
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