ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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(好きに、と言ったにも関わらず彼の関心が此方に向いているのを、その視線で察知し。空いている片手を制止に動かさんとして、しかしそれは聞き慣れない着信音に阻まれて。謝る声へ片手をひらりと緩く振って答え、次いで通話の邪魔にならぬよう無言のままキッチンへと歩み。使った物は大皿とカップが各々二つずつのみ、それ故短い時間で手早く洗っていくその背に、はっきりと届く声がぶつかって。続くその内容に肩が僅かに揺れ、拭いた食器類を片付けて直ぐにリビングの方を覗き込んで)
「……嫌な予感が、」
(相手と青年の名が同時に挙がった時点で起こる事態が予測出来、より一層顰められたその顔の頬が微かに引き攣って、落とした独り言は言い切る前に、自身のポケットから伝わる着信の振動に断たれ。鈍い動作で取り出したそれの画面に表示された、自部隊の中で最も新しい面子で、しかし己と然して年の変わらぬアイクの名に、一瞬声を詰まらせてから電話を繋げ。そのスピーカーから聞こえてくる、心底面白がって笑う声が告げる予想通りの内容に、深々とした溜息を吐き出しつつ指示を簡単に出した後、通話を切って一つ低い声で今の会話の悪態を落とし)
「…人の恋愛を楽しんでんじゃねぇよ、あの野郎ども」
(時刻はテッド達が朝食を摂る少し前。普段よりも遅い時間にふっと意識が持ち上がり。数分程の間は眠気に目を暈したまま視線を動かして、それから焦点の合った視界の中に認識した相手の姿に、回転を始めた頭の中へ昨晩の記憶が蘇り。とろりと水気を帯びたブラウンの瞳、快楽に跳ねる肢体に甘い嬌声。熟しきった桃の香りに、混じり合った互いの汗と栗の花の匂いと、それから…夢のような心地だったそれが、確かに現実であったと、相手の身体に幾つも咲いた華と歯形が教えて)
……へへ
(相手が辛い思いも痛い思いもしないよう、焦れったい程長い長い時間を掛けて優しく愛した証拠のその一つ、鎖骨に付いた印にそっと指先で触れ。…ああ、好きだな。自分の愛を受け止めてくれた相手が愛おしくて堪らず、思わず零れた笑みの後、朝日に煌めく薄茶色の髪に、痕をなぞった手を緩やかに添えて顔を相手に近付け。白いシーツと柔らかな布団の中、未だ眠る恋人の頬へ、額へ、唇へ、溢れる感情のまま静かな口づけを繰り返し。そして最後に、一際濃い歯の痕が残る喉元へと顔を埋め、自らの頬をゆっくりと其処に擦り寄せ、確と噛み締める暖かな幸せを落ちる吐息の内に溶かし入れて)
(/ですねぇ…個人的には、休みの朝、深い方をされると思ってたら触れるだけのキスばっかりされて、焦れて「…こっちも」って口を開いて思わずねだっちゃうのとかも良いな、と(笑)ノアさんの影響力は凄まじいですからね…(笑)ドルフ君が撃たれた瞬間真っ先に駆け寄った癖に、起きたら「油断すんな」って不機嫌に悪態を吐くのでしょうね(笑)ふふ、ありがとうございます(笑)その様子を見たビティスに、不意打ちで深いキスされて、「他の人に見せないでよ、それ」って揶揄われてしまうかもしれませんね(笑))
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