ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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「……『テレビの横の棚の、上から二番目の引き出しだ』」
(立ち上がって背けたその顔付きは、とんでもない失態だと悔いる思いと、気の抜けきった姿を見られた羞恥に険しく。自身の感情と気まずさから逃げんと足を踏み出した矢先、此方の国ではそう使わない、しかし自身には馴染み深い響きの言語が耳に届いて。それに面食らったような、些か目を見開いた表情で彼の方をゆっくりと振り返り。…今のは。自身以外にいるのは、如何にも英国人といった風貌の彼のみ。つまり今、拙くもそれを発したのは他でもない其処の彼。十秒程度か、驚きにそのままでそちらに目を向けていたが、やがて開いた口から、事実を確かめるように此方も同じ言語で返事をして)
「…アンタ、もしかしてドイツにも行った事あんのか」
(それから直ぐ、思い至ったのは昨晩の飲み会の最中に交わした会話。親が彼方此方転勤していたと、半ば自棄になって飛ばされたその言葉がふっと蘇り、そうなれば一瞬縺れた思考も落ち着きを取り戻し。次いでそちらの事に気が逸れてか、先までの険が少しばかり抜けた顔を彼に向けたまま、今度は此方から一つ英語に戻した問いを投げて)
(/なんならその時、「ノアも付ける?」って悪戯交じりに笑いながら喉元晒すビティスも居そうですね(笑)ふふ、それでその事がビティスとの話題に上がって、二人でこっそりドルフ君の支援(お節介)しちゃいそうですね(笑)テッドの方はまだまだ…ドルフ君に引っ張り落としてもらわねばなりませんね(笑)良いですねぇ…テッドの事なので、言葉は乱暴でも存外丁寧に教えてくれるかと(笑))
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