人形の館

＞チェシャ＞彼方
ローザ）疲れていないか？せっかくだし座っていいよ。えーと、名前聞いてなかったね。

＞喪＞ラーク
シャル）誰かいるかも、行ってみよ！

チェシャ「私はチェシャと言います。よろしくお願いしますね」
彼方「…彼方。よろしく」

＞チェシャ＞彼方
ローザ）チェシャと彼方だね。僕はローザ・ブルー。人形だよ。チェシャは人間とは別だね。種族は何だい？彼方は人間かな？

喪／そうですね、行ってみましょう。
ラーク／そうだね！行ってみようか！！

チェシャ「そうですね…この姿なら、さしずめ半人半獣ですかね。」
彼方「人間だよ…というか全員人でしょ？半人半獣とか何の冗談？」

（そろそろ寝ます）

＞チェシャ＞彼方
ローザ）残念ながら、人形さ。長い時間を経て、自我を持ったんだ。これは近くにあったバイオリン。あそこのバラ園も俺が手入れしてる。
ローザは優しく言った。ローザは続けた。
ローザ）そこのチェシャも耳と尻尾が付いている。半人半獣というのは間違っていないよ。

＞喪＞ラーク
シャル）呼び鈴とかないのかな？
シャルはドアの前で、呼び鈴を探す。

喪／多分無い…(と呟くとドアをコンコンと二回優しくノックする)

＞喪
ローザ）おや、誰かな？
ローザはドアを開けた。

(落ちます)

彼方「……あり得ない。まず、チェシャ猫とか童話の存在だし」
チェシャ「まあ、彼方君はそういうのがない世界から来たみたいですから無理もないでしょうね。」

喪／あ、えっと…
ラーク／あの、バイオリンの音がして来てみたんです。

＞喪＞ラーク
ローザ）迷っていたのかい？先客がいるけど夜の森は危ない。どうぞ、なかに入って。
ローザは三人を屋敷に入れた。
シャル）お、お邪魔します

喪／あ、お、お邪魔、します…
ラーク／はい。ありがとうございます。お邪魔します。

＞チェシャ＞彼方
ローザ）新たなお客さんが来た。同席させていいかな？

＞喪＞ラーク
ローザ）まず名前を聞こうかな？それと何で森にいたのかを。
シャル）私はシャル。散歩していたけど迷っちゃって。バイオリンの音が聞こえてる途中に、喪とラークに会ったの。

チェシャ「ああ、いいですよー。」
彼方「…うん。」

＞チェシャ＞彼方
ローザ）ありがとう、シャルの言ったバイオリンってこれかな。
ローザは、バイオリンを奏でた。美しい音色が響く。

チェシャ「おそらくそれでしょうね……」

喪／わ、私は…(言おうとするとバイオリンの音色が響き、昔の記憶と今の状況が重なり、顔色を悪くして小刻みに震える)
ラーク／喪ちゃん！！耳を塞いで！目を瞑って！！！

＞喪
ローザ）おや、どうした？寒いのか？何か温まる飲み物でも...
ローザはバイオリンをやめ、喪に駆け寄った。