匿名さん 2019-05-04 12:37:46 |
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…ッふふ、分かった。期待してるからさ、何されても思い出せないくらい夢中にさせてね?
( 彼の笑みを瞳に入れればすっかり安心し心を撫で下ろそうかという所、顔を寄せ耳元で聞こえた声に背中をゾクゾクとさせる。然しもうそこにアイツの面影は無く、変わりに脳には鮮やかな花が花弁を大きく開かす様に彼を意識させるように声が染み渡るのを感じ、顔だけでなく心迄じんわりと赤く染まる。彼にならきっと直ぐに忘れさせてくれる、嫌もう既に彼からは1ミリもアイツを感じないから確実に忘れさせてくれる確信があり照れ笑いを浮かべながらコクリと頷くと頬をするりと一撫でしてから車を発進させ。
_彼此1時間程車を走らせれば目的地に到着し、眼鏡を外すとグゥっと伸びをする。相変わらず長距離の運転は慣れず肩を凝るばかり、すっかり老体化してきた身体に負担を感じつつも心は今から入る夢の国に彼と出かける楽しさに踊り始めたようで「 着いたよ、要くん。 ちゃんとチケット持ってきた?忘れ物ない? 」此方は行く前に何度か持ち物チェックをした為忘れ物は無いとして、彼はしっかり持ってきただろうか自身の中ではまだ彼は子供のままで心配で仕方ないと言った様子、彼の分まで用意したハンカチをポケットの上から撫でるとゆるりと首を傾げ )
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