届かないほど、近くの君へ/〆

あらら…
(ドヤ顔と人差し指を相手に向けると幼馴染はそっぽを…否、授業に集中し始めてしまった。周りはこちらのことをはやし立てるが自分と幼馴染の間では自分だけが滑った気がしてなんだか寂しい感じがして。まぁ後で一緒に帰るしその時に問い詰めでもすればいいだろう。心の中に少しばかりの引っ掛かりを残しながら体育の時間から一日の授業を終えて。部活の時間。一日の練習の終わりに差し掛かり、最後のタイム測定に入って。今日は熱いななどと小さく呑気に呟くがリラックスしている証拠。クラウチングスタートの構えに入り、やがて、スタートのホイッスルが聞こえた瞬間爆発したように走り。そして100mを走りきった後、マネージャーからタイムを教えられると「あー、くそ…」と、どうやら納得のいかないタイムだったようで悔しそうにつぶやき。タイムを測ってくれた、女子生徒でダルマネージャーが『でも惜しかったですよ！』と、尊敬の眼差しを向けてきながらねぎらいの言葉をかけてくると、こちらも笑顔を向けながら「ありがとう」と礼を言って今日の練習を終え。部室で部員達と他愛話をしながら制服に着替え、幼馴染の待ついつもの教室に向かうと「しーちゃん、帰ろうか」と、教室のドアを開けて迎えに来て。)

(/申し訳ございません。返信かなり遅れてしまいました…。リアルの方が立て込んでまして、雫様の返信は拝見していながらもなかなか返信できない状況が続いていました。もし、まだいらっしゃったらお返事お待ちしております。)