執事長 2019-05-03 19:58:05 |
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>テオ
どーもアリガト。シャルちゃんって呼んでるんだ、仲いいの?……そ、それはまた過激だね(拍手を送られてはあまり嬉しくないような、微妙そうな表情にて言葉を返し。だが薄っすら浮かばれた笑みを見ては、まぁいいかとも思う。また、他の住人に対し相手の場合なら名前が長いから、なんて理由もありそうだが、愛称での呼び方には少し気になってしまい。しかしそれも閉じ込める、との発言には表情を凍らせる。食べられる事無く、命ある限り人形のように相手が満足するまで続く遊戯を連想してしまうが故に。「女子より男性の方が安全って感じなの?まぁそれじゃあ、その内の三人の中で話してもいいよ、とかお腹が空いてない時に時間が空いてる人が居たら、声掛けてくれたら嬉しいかな。お願いしてもいいかな?」助言を求め上げられたのはおそらく三名とも男性名。女子なら大丈夫、とは食の好みがあるからだろうか。しかし名前だけで誰がどんな種族や性格か、なんて分からず、また一人ひとりの説明を求めるのも相手にとっては大変だろう。丸投げしてしまうようで申し訳ないが、判断を相手に任せてもいいかとの願いを口に出し。「木は振り回すものじゃないと思うけど……うん、やっぱりお願いだから壊さないよう気を付けてね。と言うかちょっと不思議なんだけど、テオの部屋のベッドって鉄とかで出来てるの?」はっきり無いと答えられ、木の普段の用途を告げられては思わず苦笑いを浮かべ。先程の自信がどこから来たのかと疑問に思いつつ、壊れたら直してもらえなさそうな予感に再度注意の言葉を。そして浮かぶのは相手が普段使う寝床は一体どんな物かと首を右へと傾げ。「そう?それじゃ、探してみるね」それでもいいとの本のリクエストには相手にとっては残酷な物語であるだろうに、何故知りたがるのが。その意図は分からないが、コクリと首を縦に振っては新たな約束を交わし。「そっ、か。何だかちょっと恥ずかしいけど、じゃあまた今度手でも繋ごうか」大きな手が、指先や甲全体に感じていたその冷たさが引っ込められた事により消えては、どこか名残惜しさを感じてしまう。また、相手の事だからそれ以上の他意は無いのだろうが、金色の瞳と視線が合わさり、こうも真っ直ぐ言われては柄にもなくほんのり頬を赤く染め、最後は誤魔化すように冗談混じりに述べ。そして作業を再開しては、程なくして作っていたものが出来上がる。「まずは一本。それじゃはい、テオにあげる。コレはミサンガって言って、手とか足とかに巻いて、自然と切れると願いが叶うとか言われて少し流行ってたんだ。ちょっとだけオシャレでしょ?」簡単に切れないよう、一色につき四本を使用し通常よりも長く太く編み、配色は相手の外見を連想させるようにパステルカラーの紺と黄色と灰色を用いたシンプルなそれを、掌にのせて差し出す。きっとこれが何か分からないだろうからと補足するように軽い説明を添えては、受け取ってくれるのを待つ姿勢をそのまま保ち)
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