執事長 2019-05-03 19:58:05 |
|
通報 |
>レベッカ
…嘘ツキ、嫌イ。ン、居ル。ヴァンパイア、狼、悪魔――アト人魚、?オレと同じ奴も居ル(ぴしゃり、言い放つような拒絶の言葉に吃驚したのか目をぱちくりと。すぐに冗談と告げられれば片方の眉を歪めて、言葉足らずながらも不快であったことをきちんと伝えよう。怪物の話題になればその不快感もすぐに忘れてしまい、足りないおつむは女性のバケモノの記憶を辿ることに注力し始めて。羅列する種族、付け加えた彼が果たして"女の子"と呼んでいいものかどうかは判断に困り、語尾が跳ねて。灯台下暗しか、ふと思い出した自身の片割れの様な存在を思い出せば補足して。人間を捕食することに対しての考え方は各々によって異なるものの、一人一人に言及できるほど器用な脳はしておらず「誰がイイ?」一先ずは貴女の直感に頼ろう。もし気になる怪物がいたのならば、彼女が果たして捕食に積極的なのか否かを伝える心積もりで。「壊れタラ、直せばイイ。オレ、頑張ル」座ったまま重心を左右にゆらゆら揺らすだけで、ベッドはもうやめてくれと懇願するように軋み上がる。レベッカはこんな脆いベッドで毎晩寝ているのか、なんてぼんやり考えつつ、もし壊れれば責任を持つ意思があることは明らかにしておこう。魔法で一瞬、というわけにはいかないかもしれないが、木材さえあれば力仕事はお手の物だ。貴女が欲した本の内容が気になって、パラパラと捲られるページを身を乗り出しては覗き込む。当然だが内容はさっぱり分からず「コレ、面白いノカ」なんてぽつりと呟く。何はともあれ、嬉しそうな貴女の様子が見られたからそれで良しとしようと、勝手に満足しかけた矢先に投げられた問いにはゆっくりと瞬きを返して「…別ニ、大丈夫。」時間の余裕について確認を取られたのは初めてで、加えてその意図を量ることが出来ず、只々こくりと頷いては何事かと貴女を見つめて)
| トピック検索 |