xxx 2019-05-03 12:15:15 |
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>黒川光背後様
(/初めまして。此の度は当トピックに足をお運び頂き、こうしてご参加を希望して頂けました事を心から嬉しく思っております。有難う御座いました。かけがえのない大切な存在を失い、打ちひしがれて館へ招かれた光さんと此れから紡いでゆく物語を楽しみに、館の住人一同心を込めてお迎え致します。何卒、宜しくお願い申し上げます。指名に関してですが、私に一任頂けるとの事でしたので今回は館の案内に適したギャルソンにてお迎えに上がらせて頂ければと思います。それでは、私は此れにて失礼致します。何かご不明な点等御座いましたら、いつでもお気軽にお声掛け下さいませ。/蹴り推奨)
此れは此れは――ようこそ、死にたがり様。
貴女様とお会い出来る日を、館の住人一同首を長くしてお待ち申し上げておりました。
僭越ながら、私めが初回のお相手を務めさせて頂きます。
先ずは、貴女様と私めの出会いの場面から…
心を込めて、我々の館をご案内致しましょう。どうか、途中で私を見失ってしまう事の無きよう――
死にたがり様がご到着なさった!急ぎ、お部屋の準備を――くれぐれも双子を余所へやっておくように、今夜はお部屋に近付けてはなりません。ああ、それから…アンヴィジブルにマドレーヌでも焼いておくように伝えておきなさい。さあ急いで。(早歩きと小走りの間、忙しない足音が静まり返った館の廊下に木霊する。ぴんと背筋を伸ばし、真っ直ぐに前方を見据えたまま歩く最中に飛ばす指示は一体誰へ、或いは"何"に向けたものなのか。自らの後方へすっと伸びる黒い影の中から、何やら四方八方へ飛び交ってゆく様に見えた黒い塊を振り返る事なく、勢い良く目の前の扉を開け放つ。広い吹き抜けの玄関ホール、期待と喜びに爛々と輝く瞳を向けた先には――居た、まさに今この瞬間、燃え盛る部屋から突如として此の屋敷へ送り出されたばかりの彼女が。突然の不可解な出来事に佇む彼女の傍へ近付き、恭しい一礼の後にすっと息を吸い込んで「ようこそいらっしゃいました――貴女様のご到着を、心よりお待ち申し上げておりました。」と、歓喜の色をありありと滲ませた声に乗せて歓迎の挨拶を贈り)
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