xxx 2019-05-03 12:15:15 |
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>11 夏目央
――アタシに子守寄越さないで頂戴。何度も言わせないで、他に適役なんて幾らでも居るじゃない。モルドルかギャルソンにでもやらせなさいよ!(例によって例の如く、ぎゃんぎゃんと喧しい抗議の声が館の廊下に木霊する。真昼間からこの不機嫌さを生み出したのはマダム・ノワールからの託けを預かってやって来た、ギャルソンの使いだった。小さなメッセージカードに流れる様な筆跡、彼女の寄越した物に間違いない。"あの子がこれから独りでおやつの時間よ。行ってあげなさい"――全く、あの女が此の館の所有者で無ければ今頃…等と物騒な考えのちらつく脳内にぽこぽこと泡の様に次々浮かび上がって来る苛立ちを抱え、せめてもの八つ当たりに勢い良く振った尾の先でギャルソンの使いを掻き消した。散々文句を垂れても結局マダム・ノワールの命令には逆らえない、其れが此の館における暗黙の了解である。嫌々、渋々、端正な顔にそんな心情を此れでもかと滲ませながら"おやつの時間"が始まると言う談話室を訪ねれば「死にたがり!居るの?居ないの?」と、相も変わらずの刺々しさで呼び掛け)
(/では、のんびりと会話を楽しめる様に日常の一コマとして交流文を書かせて頂きました。導入ですので状況説明を含めて描写が長くなりましたが、会話をメインとする為に適宜省略して頂いて結構ですので背後様のやり易い様にお相手頂けますと幸いです。レスに関しましても、どうかご無理のない範囲で、のんびりとお楽しみ下さいませ。それでは、宜しくお願い致します。/蹴り推奨)
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