匿名医者 2019-04-25 16:36:18 |
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【 閉鎖病棟について 】
田舎街の山中にある精神病院の中の閉鎖病棟の物語。
症状に軽症重症あれど、皆自由に外に出る事は出来ない閉鎖病棟にて。
病棟中央に防弾ガラス張りのナースステーション、そこから見える狭いロビーにはテーブルと椅子がいくらかと、テレビが一台。雑誌や漫画も備え付け。
中庭には長ベンチが設置。ここで運動や日向ぼっこ、洗濯物を乾かす。
窓はもちろん防弾ガラスで割る事は出来ず、外への扉も機械によっての操作でしか開かない仕組み。
保護室にいる患者以外はここで食事をすることが推奨されている。
ロビーから東側へ進むと比較的軽症な患者がいる4人部屋。
症状が重くなると西側へ進んだ所にある個室へ。ほぼ普通の病室と変わらない一人部屋。
更に奥へ進むと保護室の並ぶ廊下へ出る。扉の開閉は自由に出来ず、自分ではトイレの水を流す事すら許されない。興奮した患者の一時的な収容にも使用されているため「反省部屋」とも呼ばれている。
主治医の許可、医療者の付き添いがあれば街へ出かける事も可能。
(分かりにくい事、分からない事があれば気軽に聞いてください)
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