主 2019-04-14 22:06:09 |
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(中々合わさらない手のひら。やはり鬼なんてそんなものかと心の中で愕然を受け、行き場の失った手を下げようか下げまいか、から笑いで誤魔化すと彼の手の皺と己の手のシワが合わさり、予想外の事に肩をピクリ、揺らし驚いた顔を顔に見せ、何を察したのか先程の明るさを桜のように満開に浮かべる。)はや、と?いい名前やな。ほなこっちおいでや!(あまり鬼界では聞かぬ名。辿々しい名前を連ね、しっかりと繋いだ手。社の方向振り向き社の方に向かうよう彼の手をくい、と引っ張ってやるとクルリ、嬉しそうに微笑んだ顔を浮かべ彼の事を喜ばしく歓迎し、先程の彼が飲めない事等頭から抜けたのだろう、繋いだ逆の手に酒瓶を此方もしっかりと持ち瓶の中で水音を発し躍る酒を嬉々として揺らし思い出したように手を引きながら質問をし)そや、なんでこんな森の奥入ってきたん?
(/ 此方も遅れて申し訳無いです!いいえ!見えなくなってしまうと探すのに一苦労してしまうと思っただけでございます!急かされているように感じましたら仰ってください!)
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